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作品内容

「貴方が本当に殺したのは――誰だ?」自らの夫・姑を始めとする、佐々木家一家惨殺の咎で死罪を申しつけられ、牢につながれている女・お蝶。薬売りは事件の背後に、モノノ怪が存在するとあたりをつけた。そこへ能面をまとった謎の男が現れ、お蝶を牢から連れ出そうとするが…!?小さな恋をしたモノノ怪と罪人・お蝶の、哀しき御伽噺、ここに開幕――。

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作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

モノノ怪 のっぺらぼうのレビュー

平均評価:4.9 8件のレビューをみる

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高評価レビュー

モノノ怪シリーズ コミカライズ第5弾
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ モノノ怪シリーズは事実を詳細に描くわけじゃなく、美しい絵柄と演出で「察してください」と匂わせてくる作品だなと思います。ハッキリしないところが多いけれど、そこが魅力でもあります。
蝶さんに恋したのっぺらぼうにとって、一家惨殺は彼女と一緒になるための手段に過ぎず、無邪気に喜ぶ姿はあどけなくて、真性の悪とは思えませんでした。一方で蝶さんは、大好きな母親を喜ばせたくて自分を殺し続けた結果、自分を見失い、知らぬ間にモノノ怪に憑りつかれていた。最悪の事態に陥る前に、何故逃げなかったのかと薬売りに問われていましたが、彼女が逃げなかった気持ちは良く分かります。時代的な背景もあるけれど、現代であっても、何より大事なものを失わないために自分を殺す選択をしてしまう事ってあると思います。薬売りとの問答の末、蝶さんは必死になってしがみついていたものを手放すことができ、納得した上で薬売りの男に斬られることができて良かったです。ラストは蝶さんの存在そのものが消えていて不思議でしたが、切なさの中に温かさを感じる素敵なお話でした。
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1件
2025年9月26日
ちょっと悲しい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 全部自分の意志で小さい頃からお琴やお茶の稽古をこなし、自分の意志で武家一家(佐々木家)に嫁いできたと思い込んでたのが、実は「自分を殺してきた」悲しいお蝶さんの一生のお伽噺(おとぎ話)です。「心の牢獄」に閉じ籠らなければならない程「自分を殺してきた」のです。本当はやりたくないことばかりだったのです。お琴やお茶より外で鞠遊びがしたかったのです。本当は毒親である母様のことも好きではなかったのです。ストレス解消に嫁ぎ先の人々の惨殺を繰り返すしかなかったのです。そしてこのままだと本当に下手人になってしまうと現れた仮面の男にお蝶さんはあそこに戻るくらいならと死を望み、ならば結婚しようと打ち明けられ承諾するのでした。男は無邪気に喜び、お蝶さんもひと時の幸せに浸るのでした。例えそれが自作自演だったとしても。結局、自分を救えるのは自分なんですね。
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2件
2023年10月9日
15周年おめでとうございます
15周年記念の一挙配信をきっかけにモノノ怪に触れました。アニメからコミックに来ましたが、あの独特の世界観や絵柄を漫画にするとこんな感じになるんですね。とても好みでした。他の話も買います。
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0件
2022年7月24日
電子書籍化ありがとう!
薬売りさんはどこからみても美しい...薬売りさんをアップで眺めることができるのも電子書籍ならではです!
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1件
2020年1月5日
コミカライズ
コミカライズをするにあたり、蜷川先生を抜擢した方に勲章を授けて欲しい。
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3件
2020年11月3日

最新のレビュー

切ない
ちょっと悲しいお話だったように思います。最後は納得して薬売りに斬り祓われたお蝶さんでしたが、なんだかやるせない気持ちになりました。
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0件
2025年9月30日

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