表題作が四話完結で、チャラ美形×真面目メガネ。
もう一本、短編が入っていまして、そちらは受け攻め共に美形に見えます。
私は、軽薄でチャラい男と、真面目で一途な男のBLが好きなので、表題作目当てで購入しましたが、可愛いお話で良かったです!
勢いで、処女をチャラ男に捧げてしまった真面目委員長が、
チャラ男を好きになり、自分だけが本気で相手を好きなことに悩むお話ですが、そんなに辛い展開もなく、フワフワ軽いタッチで優しくお話が進んでいくので癒されます。
また、キャラの心理描写がなにげに丁寧にされているのも、いい味になっていると思います。
ただ、受けの須賀崎君がチョロいというか、わりとすぐに攻めを好きになるので、こういうチョロさが可愛い受けも大好きな私にはうってつけですが、そこらへんにもっと説得力が欲しい人には物足りないのかもしれません。ひたすら癒されたし、受けのビジュアルも好みでよかったです。
描き下ろしの漫画の、メガネのない須賀崎君にソワソワする松雪君がとてもよかった。
短編の方は、受け攻め共に、私が個人的にあまり食指が動かない、綺麗系のビジュアルだったのでまだ読んでいないのですが、そのうち読みたいと思います。
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