先日の出版社さん限定のセールで購入しました。昼はサラリーマン、夜は官能小説家として活躍する久典さん×一途な女装青年・チカのお話で、表題作のみ全５話＋描き下ろしで合計185ページ。官能小説家なのに未だ童貞のアラフォー・久典さんが、ハンカチを拾
ったことでチカとの交流が始まる。ところがいざ童貞喪失かと思われたところで、チカが女性ではなく女装の青年だと判明して…というお話。オジサンは攻めでも受けでも好みど真ん中ではなくて、正直久典さんのビジュアルも好きな方ではないんですが、久典さんがめっちゃ良い人でした！チカが男性だと分かった時もそうだし、とっても真面目で誠実。かと思えばちょっと抜けたところもあって、ピュアで可愛い。正直見た目は可愛くないんですけど、なんでか可愛く見えるからびっくりです笑。あざといわけでもないし、狙ってやってるわけでもないのに。逆にチカはおっとりタイプかと思いきや、意外と男気があって行動力もありました。そんな二人なので全く拗れる部分がなく、最初の性別の部分をクリアしてしまえば後は波風なく平穏に進んだ印象なので、これはこれで良かったんですが、個人的にはもうちょっと波風が立っても良かったかなと。絵もスッキリ読みやすく、おなじみGUSHさんの甘め修正でエロも適度にアリ。でも何故なんでしょう、絵がちょっと古く見えるんですよね。線が太いからなのかな？散々迷って結局★５にしたんですが、絵が好みなら迷わず★５にしていたかなと思います。
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