幼少期のギャク待、仲間からの裏切り、持ち逃げ、暴行、リョウ辱、カン禁、薬中、殺人…考えつく限りの苦境要素が満載、しかも悪役がキモいおっさん達(トレードマークの葉巻と謎の仮面がツボった)と、レンジ先生よく全部入れたな、と逆に清々しい。
特に
、目の前で犯されている永愛を、何もできずにただ見ているしかない臣人のシーンは絶望しかなかった。
もう駄目かと何度も叩きつけられるのだが、臣人の永愛に対する異様な執着愛は途切れることを知らず、過酷な状況を切り開いていく。酷いシーンが満載だからこそ、対比する執着が際立って良かった。名前の通り、愛を知った2人には永遠に愛し合っていて欲しい。
ラスト以外は全く安心する間がなく、読んでいて心臓がえぐられそうになるので、苦手な方はご注意を。
自分にはつき刺さった内容。
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