ナンバーナインをうろついてる時にある作品から作者繋がりでこちらを購読。(こちらはKADOKAWAさん)
153p。9つの短編、おまけとあとがきあり。
まず表紙が良いです。
そう思いながら捲ったところに一言があり、こういうのあると嬉
しくて作者様の想いが感じとれる気がして。
まず1話目で
いわゆるオチにいくまでの行程が好きです。
すごく短いけど、なんと言うか
何か手間?というか『尽くしてる』感じが好きです。
なるほどなぁ、と。
モノローグの囲いが手描きの(直線でない)ところ、作者様の感性なのかなと思いつつ読んでると、
あまりに《純》なものを目の当たりにした感じがして、涙ポロリを行き過ぎて、汚れちゃったな、自分。と溜め息が出ました。
そして3話目で唸ってしまい、4話目で思わず息を飲んだ。
絵柄からは想像出来ないほどのその感性の尖り方と鋭さに、
ヤラレタって言えば良いのかな。上手くいえないけど。
タイトルや作品紹介文からも少し分かるのですが、
生きるとか、生きているとか、死ぬとか、生まれて今、これを読むことが出来ているんだ。という縁みたいなものも感じられる作品でした。
とても良かったです。
(そういえば、この作家様、、レビュー拝読しました。ありがとうございます。)
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