様々な人の様々な価値観の話です。読み終えてまず、作者の方の表現力や言語化する力の凄さに感動しました。人の多様な在り方について考えて、キャラクターなりの向き合い方を提示して、その上で物語としても完結させている。作者様なりの誠実さで、様々な価値
観に向き合っているのが伝わってくるので、尊敬します。
最初は、メンヘラあるあるのような小話の漫画だなと思ってさくさく読んでいたのですが、後半から徐々に流れが変わっていく。めちゃくちゃ号泣しました。人と向き合う時、誠実さが絶対に必要になるのに、誠実であり続けることが人生で一番難しいというのは、人間関係のバグだと思いませんか…。幸せになってほしい、私たちは他人同士で、祈ることしかできないけれど。
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