このレビューはネタバレを含みます▼
とにかく初期では立体機動を軸にした戦闘アクションシーンの魅力がすごかったです。
そして人間関係と言うか陰謀と言うか過去の色々な出来事などもあって、初期からは予想もできなかった政治的な話になって。
脇役も魅力的な人が大勢です。 強いけど何か危ういかも?なミカサ、お掃除大好きリヴァイ、マッドっぽいサイエンティストのハンジ、etc.etc.。
年月を経て、主人公が外見や考え方が随分変わったのが成長でもあり、彼の置かれた環境の厳しさでもあったと思います。
主人公の死が確定しているというのも割と珍しいのではないでしょうか。 脇役も何人か死んでいるし、本当に容赦のない「残酷な世界」で、自分の作品を描き切った著者はすごいです。