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幸福の値段【SS付き電子限定版】
1巻配信中

幸福の値段【SS付き電子限定版】

660pt/726円(税込)

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作品内容

【電子限定版】描き下ろし番外編収録。

札束で愛は変えるのか――
ヒモから始まるアダルト・ラブv

祖母の望みで貯めた結婚資金も、ゲイの僕にはもう必要ない――
祖母を亡くし、天涯孤独となった一崇(いちたか)。
バーで偶然出会った青年・ハナに、つい弱音を吐露してしまう。
これからは自分のためにそのお金を使うべきだと
慰めてくれるハナに、酔った勢いで
「僕のヒモになってください」と懇願し、
一緒に暮らしてもらうことに。
お金で繋ぎ止めているだけの関係だけど、
このぬくもりを手放したくない――
一日でも長く一緒いられるように、試行錯誤する日々で…!?

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  • 幸福の値段【SS付き電子限定版】

    660pt/726円(税込)

    【電子限定版】描き下ろし番外編収録。

    札束で愛は変えるのか――
    ヒモから始まるアダルト・ラブv

    祖母の望みで貯めた結婚資金も、ゲイの僕にはもう必要ない――
    祖母を亡くし、天涯孤独となった一崇(いちたか)。
    バーで偶然出会った青年・ハナに、つい弱音を吐露してしまう。
    これからは自分のためにそのお金を使うべきだと
    慰めてくれるハナに、酔った勢いで
    「僕のヒモになってください」と懇願し、
    一緒に暮らしてもらうことに。
    お金で繋ぎ止めているだけの関係だけど、
    このぬくもりを手放したくない――
    一日でも長く一緒いられるように、試行錯誤する日々で…!?

レビュー

幸福の値段のレビュー

平均評価:4.2 42件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (3.0) 傍観
    あかつきさん 投稿日:2023/9/17
    【このレビューはネタバレを含みます】 2人の出会いがちゃんと描かれていないので、どうやって出会ったのかな、という疑問を持ちながらいきなりのヒモ契約を飲み込んで読んでいくので、どうも感情移入しにくい。お金出してくれる人を渡り歩いてきた攻めが改心してハピエンは良いけどキュンとしどころがなかったです。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 札束で、愛も幸福も買えたのかも
    しゅうさん 投稿日:2022/6/2
    【このレビューはネタバレを含みます】 ●「ヒモ特集」のキャンペーンで出会いました。札束で愛は買えるのか…一崇はもしかしたら買えたのかもしれないな、なんて思いました。気持ちを抑えて徹底的にお金の関係でいようとしたことが、逆にハナの感情を動かしたのかも。 ●一崇は、初対面のハナがくれた言葉に撃ち抜かれたのでしょう。多分一目惚れ。ヒモのくせに優しいハナにどんどん惹かれてしまう。だけど、気持ちを伝えたらハナは去ってしまいそう…ということを察していて、お金の関係に徹しようとする。…漏れ出てるんですけどね。 ●感情が読みにくいのはハナ。ヒモとして優秀(?)なので、最初から優しくて甘い。これまでの相手にもおそらくそうだっただろうに、相手が本気になると冷めてしまう。「自分は愛されるような人間じゃない」と思ってるんだろうか。「人を好きになるのに抵抗がある」みたいな記述もある。“あんな父親”の血を引いているから? ●じゃあ一崇が特別になったのはなんでだろう。必死で気持ちを隠そうとしてるところ?健気すぎるから?一崇は、ハナに気持ちを告げる代わりにお金を渡す。元家主(?)に「花さんを許して」って全財産を投げ打つ。そんな人に、ハナは出会ったことがなかったのかな。 ●最後はハナもちゃんと仕事に就いて、一崇への「好き」の気持ちも自分で認めてあげて、一崇のところへ戻ってきます。あらすじの「札束で愛は変えるのか」という誤字が残念…。淡々と進むけど、ふとしたシーンに胸がきゅうっとなるようなお話でした。 続きを読む▼
  • (5.0) 札束で愛は買えるか。
    梅干しさん 投稿日:2021/9/29
    【このレビューはネタバレを含みます】 初読み作家様。絵が好みでした。淡々とした作風、現実に「いそう」な落ち着いた人物設定も好み。 美形の男の人がそれなりに要因があってヒモ体質になって、クローゼットにお金を渡されて側にいる、というのはBLだとわりと良くある設定。 そして、今まで転々としてたヒモが主人公には何故か執着して、二人で幸せになる、というのが帰結。 何故かって部分は、様々要因があって、極論言えば、好きになるのに理由はいらないのと一緒で理由はない。強いて言えば、今作の主人公は、常にお金を渡して側にいてもらっている、対価を支払うことを重視していた。そういうある意味で真面目な性格はポイント高い。借金なんてしないタイプなのだ。 さて、命題「札束で愛は買えるか。」どうなんでしょうか。きっかけはそうにしろ、最終的にはお金無しでハッピーエンドというのがお決まりです。つまり人はそういう話を求めてる。お金が介在すると虚しさが発生するのは何故か。資本主義のせいなのか。個人的に「札束で愛は買えるか。」っていうのは考えるのが好きな命題です。単純にNOとするにはつまらないほど、お金には魔力がある。お金のために命を懸ける人もいるわけですから、愛だって買えそう。というか愛って何なんだろう。 淡々とした作風でしたが、それ故に色々と考えることができて面白いお話でした。多くは明かされないけど、主人公の受けの生い立ちも興味深い。攻めは肉親から呪いをかけられている。その呪いを解いたのはきっと愛。 続きを読む▼
  • (5.0) じわじわ沁みる面白さ
    ムギさん 投稿日:2022/6/9
    【このレビューはネタバレを含みます】 わりと仄暗い雰囲気かつ淡々と進むので そこまで感情が高ぶるとかはないのですが、読むほどに沁みるというかじわじわと面白さが増してくるような。 以下ネタバレです。 最初は、理屈じゃないとはいえ もう少しここに惹かれたんだなと思えるものがあればと思いました。織部さんにも素質は十分ありそうで、今まではあの声を掛けてきた女性のような人ばかりとかならもっとわかりやすいのになと。 でも、こういう関係って「こっちはお金払ってるんだから」がどうしても言動に出てしまう瞬間があるのかなと思うのですが、一崇にはそれがない。料理を振る舞われることはあっても意味合いとか気持ちが全然違ったのかなと。控えめなんだか大胆なんだかよくわからないところも魅力で、織部さんにはないものだった気がします。 札束で愛は買えるのかーー これは 絶対に買えない(と思う)人もいるし そうじゃない人もいるのかな。求める愛がどういうものかで違うんだろうなと。「この幸せを失うことを僕は恐れはじめている」この愛は偽りだと、いつかなくなるものだと思っていたとしても、この関係を「幸せ」と呼ぶ一崇は買える派になるのかなぁ。 何にせよ、その偽りの愛?が真実の愛に変わることもあるよねということで(真実の愛ってなに?はここではおいといて笑)。いいお話でした。 描き下ろしの心から甘えてる花さんが感慨深い… 続きを読む▼
  • (5.0) 「人を簡単に好きになれない」呪い
    Hammyさん 投稿日:2021/9/30
    【このレビューはネタバレを含みます】 SNSでフォロワーさんにすすめられ、読んでみたらすごく良かった。 親の何気ない言葉が呪いになることは多分すごく高い確率であるんだと思う。 それが好きな食べ物とか得意な教科ぐらいの軽さならなんとでもなるだろうが、生き方そのものに影響してしまう事もあるんだろうな。 今作の攻めくん、花さんのは、どうやら簡単に人を好きになれない呪いらしい。 なんでヒモなんかやってるのか解んないけど、飼ってみたいと思わせる魅力があるのだろう。 実際、受けくん、一崇は一目惚れしちゃってるし。 それで花さんはいつから一崇を好きになったのか? 織部の時とどう違ったのか? お金を受け取る時の表情がだんだんと変わっていくのだけど、「人を好きになれない」呪いのせいで気持ちをぶった斬り続ける。 離れてからやっと自覚したんだろうな。 そしてこれが花さんの初恋となったのか? ヒモ生活を続けていた男が、好きだと自覚した相手が女性連れというだけで逃げ出してしまう。 恋というモノは予期せずして恥ずかしい自分を曝け出してしまう。 このハピエンは、ホント悪くない。 幸福に値段は付けられないけれど、お金で始まる恋もある。 続きを読む▼
  • (5.0) お金で買える幸せもありカモネ!
    木蓮さん 投稿日:2023/7/27
    【このレビューはネタバレを含みます】 ↑そう思わせるような作品でした。 バーで ゲイの一崇(かずたか)とハナが知り合うところから始まる。 ハナが一崇に「あなたが本当にやりたいことにお金を使えばいいじゃないか」と言う。 ハナも色々あり、満たされない思いがあり。一崇も寂しかったと…。 始まりはお金ありきの関係でもいいじゃないか、と思ってしまった。 実際問題だとめんどくさいことになりそうだと思うところが、何故か「ありなんじゃない?」と感じたのは 一崇もハナも性格が素直で、優しいところが分かる描かれ方だったので。 …そりゃあさ、若干すんなり事が運んだ感はあるけれど。 なんだかふたりの抱える孤独感に共鳴してしまった。私はこういうことに関してはチョロい(笑) それと、小指先生の絵がなんとも味わい深くて ストーリーに合ってる気がしました。 読後、気持ちがあったかくなりました。 良かったです! ●214p。描き下ろし17p、電子限定4p他。7月後半Charaセールにて● 続きを読む▼

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