【声の出演】
海咲野くくる:伊藤美来 / 宮沢風花:逢田梨香子 / 照屋月美:和氣あず未 / 久高夏凛:Lynn / 仲村櫂:土屋神葉 / 屋嘉間志空也:阿座上洋平 / 南風原知夢:石川由依 / 島袋薫:小松未可子 / 真栄田朱里:安野希世乃 / 米倉マリナ:東山奈央 / 比嘉瑛士:永野由祐 / 星野晃:てらそままさき / 諏訪哲司:日野聡 / 雅藍洞凡人:阪口周平 / おじい:家中宏
【あらすじ】
「――見えた?」。くくるは、そっと、がまがま水族館のヒミツを教える。「ここではときどき、『不思議なもの』が見えることがある」。夏の日差しが降り注ぐ、沖縄。那覇市内からバスに乗り1時間あまり揺られた先に、その水族館はある。沖縄本島南部、美しいビーチのすぐ脇にある、ちいさな、すこしさびれた「がまがま水族館」。18歳の女子高生・海咲野くくるは、そこでまっすぐ、ひたむきに仕事をしていた。祖父に替わって「館長」を名乗るほど、誰よりもこの水族館を愛している。ある日くくるは、水槽の前で長い髪を揺らしながら大粒の涙をこぼしていた女の子・宮沢風花と出逢う。風花は夢だったアイドルを諦め、あてもない逃避行の先に、東京から沖縄へやってきたのだ。がまがま水族館に流れる、ゆっくりとした、やさしい時間。居場所を求めていた風花は、「水族館で働きたい」と頼み込む。出会うはずのなかったふたりの日常は、こうして動き始めた。しかし、がまがま水族館は、「不思議」と一緒に、「閉館の危機」という大きな問題を抱えてもいた。迫りくるタイムリミットを前に、ふたりは立て直しを目指して動き始める。かけがえのない場所を、あたたかな寄る辺を、守るために。
【制作会社】
P.A.WORKS
【スタッフ情報】
原作:projectティンガーラ
監督:篠原俊哉
シリーズ構成:柿原優子 / キャラクター原案:U35 / キャラクターデザイン・総作画監督:秋山有希 / 美術監督:鈴木くるみ / 美術監修:東潤一 / 美術設定:塩澤良憲 / 撮影監督:並木智 / 色彩設計:中野尚美 / 3D監督:鈴木晴輝 / 編集:髙橋歩 / 特殊効果:村上正博 / 音楽:出羽良彰 / 音響監督:山田陽 / プロデュース:infinite
【音楽】
OP1:ARCANA PROJECT「たゆたえ、七色」 / OP2:ARCANA PROJECT「とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか」 / ED1:Mia REGINA「月海の揺り籠」 / ED2:相沢梨紗(でんぱ組.inc)「新月のダ・カーポ」
【関連リンク】
公式サイト「白い砂のアクアトープ」