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コントラスト 1巻
1巻完結

コントラスト 1巻

itz

880pt/968円(税込)

616pt/677円(税込)
5/1まで

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作品内容

名前も知らない同級生。
いつも彼だけが、ひどく鮮やかに見えた――。

いつでも人の輪の中心にいる人気者だけど
どこか冷めたところがあるイケメンの青山翔太と、
特進クラスに在籍する成績優秀で一匹狼な千川陽。
クラスも名前も知らないけど、
顔だけは互いに知っている。
そんな対照的な同級生が、
ある日、屋上へと続く人気のない階段で出会った。
その日から屋上は二人だけの秘密の場所に――。
沈黙さえ居心地がいい
穏やかな時間を共有するうちに、
どちらからともなく惹かれ合っていくが、
陽には後ろめたいことがあって……?


―――なんでオレとキスしたの?

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • コントラスト 1巻

    880pt/968円(税込)

    616pt/677円(税込)
    5/1まで

    名前も知らない同級生。
    いつも彼だけが、ひどく鮮やかに見えた――。

    いつでも人の輪の中心にいる人気者だけど
    どこか冷めたところがあるイケメンの青山翔太と、
    特進クラスに在籍する成績優秀で一匹狼な千川陽。
    クラスも名前も知らないけど、
    顔だけは互いに知っている。
    そんな対照的な同級生が、
    ある日、屋上へと続く人気のない階段で出会った。
    その日から屋上は二人だけの秘密の場所に――。
    沈黙さえ居心地がいい
    穏やかな時間を共有するうちに、
    どちらからともなく惹かれ合っていくが、
    陽には後ろめたいことがあって……?


    ―――なんでオレとキスしたの?

レビュー

コントラストのレビュー

平均評価:4.7 612件のレビューをみる

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高評価レビュー

繊細な描写が素晴らしい。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ とても綺麗な絵に惹かれ、itz先生の作品の初読みとなります。
多感な思春期の焦燥感や、不安などの心の機微を繊細な描写で見事に描かれています。それぞれの葛藤を乗り越え、自分の思うままに、自分らしくいられる相手に巡り逢えた二人の恋が、美しくもあり清々しい。小さく生まれた淡い感情が、徐々にはっきりと形を成し、恋に変わるまでの過程が素敵でした。翔太と陽の恋に関して、素晴らしいレビューが沢山ありますので、私は少し違った視点で思う事を書いてみようと思います。

この先は、ネタばれとなりますので、作品の未読の方は閲覧にご注意して頂けましたら幸いです。

恋模様のラストを飾る結びの章は、大抵、二人の幸せなラブラブな光景を写し出すものが多い中、結びにこれを持って来るのか…と、驚きとある種の感動を覚えたのです。
陽の中学生時代の親友が、ゲイである事を心ない言葉や行動で傷つけた過去。その彼との偶然の再会と、傷つけた側の目線で語られる思いを描いたラスト10ページに、心が震えました。
若さ故と、簡単に一言では片付けられない言葉の暴力。彼にそうさせてしまった自分を嘆く陽が辛かった。失くしてしまった大切な友。それは傷つけた彼も同じように、愚かな過ちで大切なものを失ってしまったのです。悔やんでも悔やみ切れない後悔と自責の念に駈られながら、忘れずに過ごして来たのでしょう。切々と語られる悔やむ思いが胸を刺します。決して、彼を擁護するわけではないけれど、陽を傷つけ、傷つけた自分をもまた傷つけて。
お互いにとっても辛い再会ではありながら、交わす言葉に刃はないと思います。敢えて謝罪の言葉も口に出さない。罪悪感から逃れたいなら、謝ることも手段ではあるけれど、許されずに一生抱えていく覚悟に、心からの償いが表れているような気がしました。
あの時に戻れたら…理解出来なくても、寄り添う事が出来たなら…
久しぶりに交わした言葉に、精一杯の寄り添う気持ちが見えたのは私だけでしょうか。「幸せになれよ。」と心で陽に語りかけた『友』の言葉が胸に響きます。
不意にハラリと涙がこぼれた自分に驚きました。このラストの意外性が、とても良かったです。
陽くん、翔太くん、幸せに。
ラストをこういう形に持って来たのは、まだまだ偏見の多い世の中に一石を投じる作者様の思いが込められているように思えました。とても感慨深い作品に出会えて良かったです。
いいね
19件
2021年12月8日
2人で照らし合って
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 会話の中で互いの反応が表情で丁寧に描かれているのがすごく良かったです。2人だけの昼休みの時間がすごく特別でずっと眺めていたかった。
他人との関わりで影響を受けないことのほうが無理だし、人間の美しさが真っ白純粋無垢なものならそんなの赤ん坊くらいだし、誰かを好きになるのはシンプルなものじゃなく目を細めれば気持ち悪いくらいに無数の感情がうごめいて出来上がってるもんだし!!て、そーいう人間生きてたら無傷じゃいられん!でも今はその全てに感謝☆彡…を高校生のキラキラボーイズが等身大で体現してくれてます。
驚きの300P超でじっくり…じーっくり…描いてくれちゃってるけど、だからこその焦れっキュン。友達期間すっ飛ばさないので、こういうのによだれ出ちゃう人には溺死もんだと思う。
結構驚いたのは、1年くらい悶々期間があったってこと。神田さんのことを打ち明けてひとつ峠を越えた2人の関係が進展するかと思いきや、あの『お互い両思いって自覚してる恋人0.5歩手前の何もかもがめちゃくちゃに楽しすぎるやつ』を1年もやってしまってるのにヒエッ?!てなりました。そんで陽の言葉に翔太が被せるように告白するのはふぅ〜ん???翔太ならもうちょっと早くきっぱり自分から言いそうと思っちゃった。解釈違い!とかではないんだけどね。ついでに特典ページで陽と神田さんがヤッてないことにも驚愕!!納得する部分もあるけど、正直話の中ではずっと陽は爛れたことを結構ズルズルとギリギリまでヤッてんだよなあ〜って頭の隅に張り付けながら読んでました。いや、寧ろヤッてて欲しかったかも…なんてスミマセン。
お話の締めに用意されていたのはかつて大好きで、酷く傷つけられた人との再会。陽の中では許すか許さないかの問題ではなく、自分も彼を傷つけたと思っているから余計に複雑な気分だけど、彼側の心の声を読むと時間を経て陽が彼に与えた影響を考えました。こんな間違いはもうしないだろうと思いたい。
物語にコントラストは必然。人と人、感情も環境も何もかもが対照になり得る。それは自分と誰かを比べて優劣をつけるものではなく、人間の陰影を浮かび上がらせるためのもの。2人は互いの影も光も受け止め合う。そんな姿がただただ眩しかったです。
いいね
3件
2024年7月9日
めちゃ良かった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ なにか盛り上がる瞬間があるわけでもなく淡々と過ぎていくのだけれど、それぞれの感情や葛藤や苦悩が繊細に表現されていて。めちゃくちゃページ数多いのにエチ無いし、でも満足度高い。ある日突然手のひら返したようにあんなに仲良かった人から浴びせられる心無い言葉。あの、手のひら返した瞬間というのは本当に恐ろしくて、なんにも言葉が出ないものだ。なんで、しか出てこない。こちら側も、なんで、が怒りに変わってもおかしくない状況で、陽はかつて友達だったその人の口から、そんな言葉を言わせてしまった事を悔やんでる。そしてまた自分ではなく周りの人のことを心配する。そんなに、こんなに優しいなんて。バランスを取り合ってるという二人の笑顔は笑顔じゃなくて、本当に繊細な表情のタッチで訴えかけてくる。私は、なにも悪いことじゃないと思うんだよな。傷の舐めあいで何が悪いんだろうか。しかも最後に知ったけど、君ら二人よくそこまてで留めてたな?いやどこまでか知らんが。神田さん優しい人だと思うよ?普通なら留められんだろ。私的には神田さんが一番気がかりなんだよ。救われてくれよ、切実に。とにかく、総じて良かった。二人が本当の愛を知って怖がらずに向き合って幸せを掴みに行く姿を見れてとても嬉しい。あとそう、謝るのは簡単なことだしもしかしたら陽も多少なりとも救われるのかもしれない、でも謝るのは卑怯だなとも思う、許されようという思いもその中に入ってしまっているから。だから謝罪ではなく祝福の言葉を選んだのが良かった。現実世界ではこの話のほうがリアルなんだろう、異なる者への好奇の目、精神的未熟さ故の思慮の欠如、この中高6年という間で人は本当に成長すると思う。去年思っていたこと考えていたことも、好きだった系統も、好奇心の熱も矛先も、1年で容易く変わる。人として成長している過程なのだから当たり前。かつてお友達だった彼も、したことは許されないけど、未熟だったことは確かだけど、後悔の念に襲われていて、人として未熟だったから、もし、あのとき、って今隣に居たかもしれないその未来を少しでも思っていたと知れて、また別の意味でこのリアルさに引き込まれた。自分のかつての未熟さも同時に思い出してしまうくらいに。
いいね
1件
2024年2月5日
硝子細工のような繊細さと諦めない強さ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きなitz先生。ずっっと楽しみにしていてやっと読めましたー。やっぱり物凄く良かった!
いつも想いが繋がるまでを大切に描いてくださる作家さん。
すれ違いざまに目が合うだけの関係だった人気者で目立つタイプの翔太と一人でいる事が多い優等生タイプの陽。
思春期特有の狭い世界が全てのように感じる焦燥や不安定さ、繊細な心の機微のひとつひとつが丁寧に綴られていて、それぞれが抱える過去の傷に対して互いが心の支えとなり、静かに惹かれ合っていく様がとても自然に描かれます。
派手な描写はないけれど、ああ、一緒にいることが本当に心地いいんだろうなと読み手に伝わる2人のやり取りに、少しずつ降り積もっていくように膨らむ想いが見えるようでした。

陽の隠していたい事は打ち明けるには覚悟がいるだろうけれど、翔太への想いが募れば募るほど隠し事がある方がきっと辛い。でも知ってしまった方は・・と翔太の事が心配でしたが、翔太の度量の深さと一つ一つ擦り合わせようとする優しさに感服!翔太のお友達の瑞希ちゃんも人の為に一生懸命になれる良い子で大好き。

そして終盤の過去回想からラストにかけての描写がほんとうに素敵で、大切に刻まれているきっと忘れる事のない鮮やかな記憶と、胸に響いてくる目映いくらいに溢れ出る「好き」の気持ちにもう鷲掴まれちゃいました。

描きおろしで陽の辛い過去に関わった人物の今現在の気持ちを知ることが出来たのもとても良かった。大好きな「ぼくらが恋を失う理由」の描き下ろしでも思いましたが、モヤっとしたものをそのままにしない作者様がとても好き。

陽の拠り所であった神田さんのスピンオフも読みたいな。
自分自身も必死に現実と折り合いをつけていた神田さんに陽が救われたのは事実だから、神田さんの幸せな姿も是非見せていただきたいです。

そうなの!?と驚きと安堵の特典ペーパーの「しんじよう」の翔太が可愛すぎ!笑
エチの描写はないし攻め受けもわからないままだけど、読後はしばらく余韻に浸って彼らが並んで歩いていく姿に想いを巡らせることが出来る、大満足なお話でした!
いいね
40件
2021年10月14日
lastが秀逸
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 雰囲気もグループもまったく異なる翔太(かなた)と陽(あきら)、大ボリュームで丁寧に描かれる男子高校生の恋でした。
まず、エロはないです。でも満足感がハンパない。
ページ数もさることながら、内容が素晴らしく良い。
他所の作品に例えたりするのって作者さんに失礼かもしれないけれど、同級生を読んだときの感覚に似ている気がします。
最後の最後で二人がようやく付き合うことになってから出てくる、陽のトラウマになっている元友人の話がとにかく秀逸でした。
私事ですが、BLに出てくるやたらと寛容で理解力の高い周囲の人間にいつもどこか違和感を感じていて。創作の世界なのでそれはそれで好きだし、創作だからこその優しい世界でもあると思うんですけど、やっぱり自分の身近な人に同性が好きと告げられたら口では何とでも言えるけれど、多少は戸惑うと思うんです。
陽のトラウマとして登場する彼はそんなリアルを最も最悪な形で体現してくれていて、よくある話をよくある話で終わらせないでいてくれてます。
彼は永遠に陽のトラウマのままで、それを後悔しているのに自らが楽になる道を選ばなかったことがとても印象的でした。
新しくてそれでいて人間らしくて、あんなに嫌いになれない嫌なやつ、初めてだなぁ。というか、嫌なやつじゃないんですよね。どこまでもヘテロで、いい人。だからこそ親友を失って傷ついたのだろうし、やり方は最悪だったけれど、距離をとったのだと思います。
ひとつ気になる点をあげるなら、陽の兄と元家庭教師のその後が気になりすぎる(笑)
あのふたりってどこかで描かれていたりするんでしょうか……?
男子高校生ふたりが徐々に距離を縮めていって恋をして、という過程を丁寧に描いた作品なのに、ふたり以外の登場人物がとても魅力的で、なんだかそっちの方が印象に残ってしまっていて……すみません。
でも総合的な満足度は文句なしの⭐︎5なので、それだけ「人」を描くのが上手ということなんだと思います。
いやでもやっぱり兄と元家庭教師、気になるよ〜!笑
いいね
13件
2021年10月7日

最新のレビュー

淡々と進み終わる
表紙含め333ページ。作画はきれいめですが、背景あっさりなページが多いかな。
淡々と心理描写を描いている。ラストの一生日陰で生きろとか言った塾友のエピソードは要らなかったかな。
いいね
0件
2025年4月27日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

正反対の二人が…
分析:まゆびー(シーモアスタッフ)
名前すら知らないけれど、ふとした瞬間に目が合う同級生ーーーという情緒的な始まりに胸を鷲掴みされます…!明るい翔太と物静かな陽が少しずつ意識し合って、少しずつ惹かれ合って。itz先生が描く繊細で温かな心理描写は美しいの一言です。仲を深める過程は優しさがジンワリと沁み渡りますよ。オススメです!

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