うわぁ、トビワシオ先生の獣人ものも新鮮で魅力的です。
オラオラな俺様オオカミ系獣人の灰音が、軽視していたはずのヒト・奈津央に惚れてしまい…
どんどん美しさを増して進化していく絵が、本当に素晴らしい。どの作品にも同じ事を書いてますが、先生
の描く引き締まった筋肉の肢体が美しいんです。身体のラインが綺麗で、下肢を持って組敷く体勢やアングルもお見事です。重なり合う肢体が綺麗な上に、奥深く突き上げるのがわかるようで絶妙にそそります。そして、今回注目したいのは『舌』。貪るキスもいいんですが、時折覗かせるオオカミの牙と舌がゾクッとさせてくれるのです。絡み付く舌、耳を這う舌がいやらしく動く。う〜ん、えっちぃ。身体を這う舌がもう少し下に降りて、チクビに到達しても良かったかしらとも思いますが、耳だけでゾワゾワしました。そして、あと注目はごつごつした男の手がいい。血管浮き出る腕もいい。あのごつごつした手が、そっと優しく頬に触れるのはたまりません。逆に、抱かれる奈津央があの手にスリスリするのもキュンキュンします。あの時の奈津央の色気がいいですね。
下着越しに触り合うシーンが、直接触れるよりもなんだかえっちでした。(別の作品ですが、下半身を擦り合わせるだけもえっちだった。)読み手を煽る、そそる、が上手い先生ですねぇ。
肝心な恋バナの方ですが、奈津央にグイグイ迫る俺様攻めが好き。不遜な態度ながらも、好きな気持ちをわかってもらいたい灰音の本気も素敵です。肉食の捕食者でありながら、強引に自分のものにしないところがミソですね。爪を切ったり、相手を気遣う優しさは、紳士なオオカミかも。嬉しい時にしっぽをパタパタさせるのも、モフモフ耳をもぎゅもぎゅ触らせてくれるのも好きなんだねぇ。可愛い〜。
戸惑う奈津央も、だんだんと意識して心を傾けてドクンドクンと胸が騒ぐ。きゃーっ。
二人の恋に大きな波風も立たず、落ちていく恋はドラマチックではないけれど、私的にはトビワシオ作品は満点しかありません。だって好きですから。
奈津央の幼馴染みのウサギちゃん・ミヅキも当て馬にはならず、奈津央を魔の手(灰音)から守るオオカミとウサギの攻防戦が微笑ましかったです。
やっぱりトビワシオ先生大好きです!
*a◯◯r様。
またお忙しい時期に入られていらっしゃるかと思います。寒さも増して来ますので、お身体ご自愛くださいませ。
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