貴族、転生、令嬢ものをずっと読み漁ってきて最近マンネリだし読むもの無くなってきたな〜と思ってたところに超期待度高い作品に巡り合えた！！と思えるくらい面白い構成。
まさかの転生記憶をお茶会中に同時にみんなで思い出すとか、それが全てシリーズご
との悪役令嬢で仲良し4人組で断罪回避のために色んなパターンで挑むも3作目までシナリオ強制が働いて無惨にも失敗。最後の悪役令嬢イリスの場合、断罪は不可解な死なもんだからどうしたものかと悩んだ末に「超・残念令嬢！」となってそもそものヒロインを引き立たせるための当て馬悪役令嬢の立ち位置にすら選ばれないように画策していく様がネジちょっと飛んでて面白い。
イリスとヘンリーの関係も利害の一致からの共闘だけでは済まないような、今後は恋の予感も見えそうで楽しみだし、婚約回避相手のレイナルドの反応もちょっと気になるところもあるしヒロインに双子設定があったり…先を予測すればするほどワクワクが止まりません。展開を読めそうで読めない感じとついつい応援したくなる(というか微笑ましく見守りたくなる)主人公もすごく良いです。
初めのうちはちょっと説明文章が多めに感じるけど、そこであらかたの物語の流れを理解できるので、そこさえ頑張って読めればあとは楽しく物語が進んでいくし、とりあえず買っても損はないかな。
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