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800pt/880円(税込)

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作品内容

孤児院が過去に人身売買に関わっていた証拠を掴むため、
コミュニティ支援プログラムの“仕組み”を知る人物らに
次々接触していくノブ・ハル・サム。
目的完遂の駒として狙われたのは、
リョウの友人、チェイスだった。
腕利きのハッカー“ERT”でもあるチェイスを使い、
阿佐美主催のオークションサイトに潜入した
サムが目にしたものは…。

【収録作品】
chapter.18~22
描き下ろし

★単行本カバー下画像収録★
【描き下ろしの特約店限定ペーパーが収録されています。】

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レビュー

CANIS-THE SPEAKER- 【特典付き】のレビュー

平均評価:4.8 59件のレビューをみる

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高評価レビュー

経済世界を相手取った頭脳戦と命のやり取り
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読後の率直な感想はお見事!!という他ありません。
「Mr.Rain」「Hatter」と地続きの世界でキャラも被っているのに全く異なったダークでシリアスな景色を堪能しました。

導入部は主人公3人の子ども時代の閉じた世界での衝撃的な出来事でグングン物語に引き込まれました。
しかし大人になった彼らが身を置くのは世の中を動かす複雑な経済の世界です。表舞台と裏組織、頭脳戦と命のやり取りで縦横無尽に駆け抜けます。(しかもめちゃくちゃイイ男になって!)
なのでストーリーも複雑になるので一コマでも1文字でも見逃すと大量の伏線に気づけずお話の面白さがグンと激減してしまいます。(私はカタカナ名が苦手なので苦戦しました汗)

実際にあった世界規模の金融危機を背景に●ールドマン・サック●を彷彿させる巨大な金の流れ。PEファンドでもしかしたら有るかもしれないゾワゾワが背中を駆け抜けました。
中でも教育支援プログラムを光と闇に分け、闇を探り討たんとするのがサイコーに痺れました!
時系列は前後しますが大抵は仕掛けた事案の流れと結末を先に持ってきて種明かしは後から描かれています。(過去話はコマ割り部分が黒くなっています。)
事件は解りやすくは描かれていないので、なんだなんだ?一体何が起きたんだ〜!?と混乱するも直後の種明かしでストレスが一気に解消!気持ちイイ〜!って何度も体験しました。
3人ともどんどん高い地位に登っていくので途中からは広げ過ぎた風呂敷をどう畳むんだろう?とめちゃワクワクしながら読みました。
そして終盤のメアリー・ロスとの対峙です。
このシーンは本当に本当に胸が詰まりました。シスター・メアリーの震える右手で、これまで見てきたはずの彼女の立場と思いが一瞬で塗り替えられました。どれだけノブを抱きしめたかったことか。でも自分にその資格は無いのも解っている。その境遇に囚われてきた長い年月。それこそ3人よりももっともっと長い長い…。たった一コマで転換する凄まじい表現力だと思いました。
………
ブラックマーケットで扱うのは人、ビットコイン、そして情報へと、今世紀で激変した経済の流れを裏社会から解りやすく踏まえたお話作り。今その渦中の人物となっている阿左美と中元サンのお話が読みた〜い!ってメチャなっています。

修正は見えない構図。3P有りですがとても神聖な気持ちになるタイミングと描写でした。
いいね
30件
2022年11月7日
極上のエンターテイメント作品に浸る愉悦
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 2冊読了した時点ですっかりこの作品世界に浸り魅了されてしまい、完成度の高さに感歎するしかなかった。

アメリカの孤児院の同室で育ったノブ、ハル、サム。賢明なサムが遊びで始めた警察ごっこがきっかけでノブの行方が分からなくなり、3人は引き離されるが、ハルとサムはノブを取り戻すことを祈念して力を蓄え大人になる。けれど、サムは自分のせいでノブを失ったと自分を責め続け、悪夢に苛まれて暮らしている。一方、ノブは、日本の裏社会で非力な子ども時代を経て知力で自分の武器を身につけ裏社会でのし上がっていき、多国語を操る企業内弁護士兼会計士として、サムと再会する…ここまでが2巻の冒頭で、それまでたっぷりと3人の子どもの愛らしさ、絶望、後悔、怒りの念が描かれ、世界観に惹き込まれた上で怒涛の展開に突入する。

自分には、3人が再会して交わる姿が、ノブにとっては奪われた魂の一部と虐/待によって乏しくなっていた、身体が自分のものだという感覚を取り戻すための必然的なものと思え、罪悪感に苛まれ続けたサムにとっても抱え続けた胸に開いた穴を埋めるために必要なことだったように思えた。サイレントで描かれたそのシーンは、3人の魂が交じり合い、充足されるための崇高な儀式のようで目が離せなかった。ベッドシーンでそんなことを感じたのは初めてだ。

それからは、非力な子ども時代に、大人から力づくで引き離され、魂の一部を失った3人が、それぞれ力を蓄えた大人として自分達を引き離した悪に対峙していく様が痛快だ。スリルに満ちた高揚感溢れるシーンが、魅力的な絵で描かれ、読み応え抜群。簡単な勧善懲悪ものではなく、3人が表の顔と裏の顔を使い分けてピンチを乗り越えていくのも、簡単に先を見通せず、続きを知りたくて堪らなくなる。
セリフが生身の人間から発せられているようなところ、色々なものを見過ぎて生気のない眼をしたノブがハルとサムのことになると眼に光が入る描写も心惹かれる。

完結前だけれども、素晴らしいエンターテイメント作品に出会え、浸ることができた喜びを、共有したいと思いレビューした。本当はこの素晴らしさをネタバレなしで伝えたいと思ったけれど、かなわなかった。できればBLという枠を取り払い多くの人に読んで欲しい。そう思った作品です。
いいね
23件
2022年4月29日
素晴らしすぎて一気に読みました
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ もともと1年?ほど前に前2作を読み、そちらがとても良かったのと、前2作では明かされない深い何かがこちらの作品につながっていきそうだな、と感じていたのでspeakerも手に取りかけたものの、当時はまだ未完で、1巻の表紙と試し読みから前2作と内容の重さが違いそうだぞ…!と、完結を待っていました。このGWの漫画ジャーニー(?)で完結していることに気づき、購入し、今とりあえず通しで読み終えた直後です。
とりあえずすごいです。(語彙力がない)
本当に、映画を見終えたような、いや、それ以上の迫力とストーリー、画力の素晴らしさ。私は実際はあまり映画は見ないのですが、それはこのような素晴らしい作品が、壮大な読後感を与えてくれるからです。
こちらが完結している!と大人買いし、まず前2作を読んでからの、こちら4巻一気読みし、大筋のストーリーは理解できていますが、細かいところはたぶん掬いきれてなくて、あと何度か読み返すことでまだ発見がありそうな予感です。それだけ、随所に伏線が張られていますし、時間も行ったり来たりします。時間のあるときに読むことを強くおすすめします。
ネタバレというか、お分かりになった方教えてほしいのですが、いつ、3人は、シスターメアリの真実に気づいたのでしょうか?最後のどんでん返し(というでしょうか?)まで全く分かりませんでした。直前のくだりでサムとシスターメアリが接触するシーンでん?とはなったのですが。
あとアザミと中元さんにも深い過去がありそうです。サムハルノブの関係のような何か…?このあたりも洞察ある方、お願いしますっ!
そんな感じで読みの深い読者様のレビューをかなり便りにしたい一作、とも言えます(笑)
前作でリョウがサトルの世界はお伽噺のようだと言っていましたが、そんなリョウとサトルの世界がほんわかして見えるくらい、こちらはハードでボイルドです。こちらのために前2作があったのだと思いますが、BLとしてはリョウとサトルの関係がとても好きですね。
あまりレビューしたことないのですが、こんな長いレビューになってしまいました。それくらい語りたくなる一作です。
いいね
5件
2023年5月6日

最新のレビュー

良き
オチが弱いと感じたけど大変よき作品でした。
濃厚な絡みBLを求めてる人には向かないけど、激重感情求めてる人にはいいかなと。
あと単純に絵がいい。
いいね
0件
2025年5月12日

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