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少年マンガ
私の胎の中の化け物(1)
6巻完結

私の胎の中の化け物(1)

720pt/792円(税込)

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作品内容

解き放たれた、私の中の凶暴性。
貴方の中の“悪意”が目覚める、衝撃のサスペンス!!

優等生で、先生からの信頼も厚い女子中学生の神城千夏。友達とも仲良く、誰のことも嫌いになんてならない幸せな日々を過ごしていた…はずだった。しかし、千夏は気づいてしまった。担任の塚田のことが嫌いだと、周りに対してとてもいらいらしていることを。フタをして、見ないふりをしていた自分の気持ちを自覚した時、千夏の中にいた“化け物”が暴れ出し、本性を現し始めた。

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レビュー

私の胎の中の化け物のレビュー

平均評価:4.3 32件のレビューをみる

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高評価レビュー

すっ…ごい…※追記長文あり
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛らしい顔からは想像もつかないほどえげつないことをする千夏ちゃんに惹きこまれて、既刊全部買ってしまいました。日常にある、ほんの少しの不満、理解されない苦しみ、不条理に対する怒りなど誰もが抱えてるそれを溢れさせたひとりの化け物。怖すぎる。なのに目が離せない。次は何をするの、もっとすごいことしてくれるの?とページをめくる手が止まりませんでした。さながら、千夏ちゃんに魅せられた悟くんや槐さんのように。千夏ちゃんがこの先どうなるか、彼女の胎に住み着いた化け物はどうなるか。最終巻を心待ちにしてます。※追記※千夏ちゃんはやはり誰にも理解されない化け物だったのですね。千夏ちゃんに向けてカッターで切りつけた悟くんが少しだけ同じ化け物になってくれることを期待していたのですが(絵をぼろぼろにされたと思ったあの時はクラスメイトに出来なかったことですしね……)、よくよく考えたら彼は元々鬱屈とした苛立ちを抱えつつも、行動に起こす前に『倫理観』が働いてしまう人間であったことに気付いて、だから最後に裏切られた?(信頼されてなかった?)と分かって襲いかかるも、あと一歩が踏み切れずに化け物になる機会を、千夏ちゃんとずっと共にいる機会を永遠に逃してしまったのかな……と少しだけ切なくなってしまいました。そして千夏ちゃんも、壊れたおもちゃを捨てるようにスゥッと興味が引いて悟くんと槐さん二人を置いていってしまう。その後の千夏ちゃんのことは多くは語られず、成長した悟くんが見た、幻覚のような、そこにまだそのままで存在しているような中学生のままの千夏ちゃんの楽しそうな笑顔で話は終わります。あとがきでも作者さんが仰られてましたが彼女はずっと自由気ままに勝手をして過ごしていくのでしょうね。誰も彼女の胎の中にいる化け物には触れられず、抱くことも出来ず、また殺すこともできないままに。ゾッとして、読んでいるこちらの中身まで暴かれていくようで、でもそれがどこか心地いい。何度も読み返すと思います。素晴らしい話でした。
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1件
2024年7月10日
絵が綺麗なのかわざとなのか
話としては面白くて一気読みしてしまいます。
月のものが重いのに理解されない辛さから、対人関係の苦味から…常にストレスに晒されながらも我慢をしてる主人公が、ある日一線を超えてしまい、進んでいく話。
一線越えるか直前の心理描写もですが、この人嫌いと認めるまでの心理描写が特に好きです。
何故、嫌いなどの悪口をいわないのか…。
性格が良いから言わない、人に自分を良く見せようとして言わないのではなく、言葉と気持ちの強さが人より強いことを自覚していて言葉にして認めてしまえば戻れないと分かってるから自制しているだけの我慢強さなのかなと感じてしまう。
主人公の気持ちに共感出来るが、主人公のように一線越えるのではなく留まる側の自分は、主人公と何が違うから留まれるのか。
多分、地頭の良さと度胸とカリスマ性だけでは無いんだろうなとか…、色々考えて思考にハマる良作品。
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4件
2023年2月6日
作者の頭どうなってんの…?(いい意味で
この作品を生み出せる作者さんが凄いです。
主人公は色々あって人を傷付けるようになるんですが、それがまあ本当に主人公は普通の女の子で、誰しもがそんな人を傷付けるような主人公になる些細なきっかけが日常のありとあらゆる場所にあることです。私は例えば雨の日に電車に座ってる時に前に立ってる人のびしょびしょの傘が私にずーっと当たって私の荷物までびしょびしょになって、嫌なのに満員だからその傘から逃れられない…みたいなことに凄く不快感を覚えたことがあります。そんな平凡な私にもある些細なことがきっかけで主人公は目覚めてしまいます。この本を読んでいて私もいつ主人公側にいってもおかしくないなと思いました。踏みとどまれる人と踏みとどまれなかった人の違いってなんだろう。不思議です。
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6件
2023年2月8日
本物
巷に溢れかえる、即席で造り上げられたなんちゃってサイコパスや表面だけの異常者とは違う圧倒的な格を感じる作品。
社会として何が正しいのかをしっかり認識していながら、自覚した自身の欲求を満たすために一切躊躇なく行動するという流れ、他でちゃんと描けているマンガがどれほどあるだろう。サイコパスで売っている作品の多くがただ単に常識がないだけのルール無視のなんちゃって異常者でしかない昨今、精神的に隔絶した本物の化物というのはこういうことだということが描かれた傑作。
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2件
2024年5月17日
思ってたのとは違ったけどこれはこれで…
最初何ページかだけ立ち読みで読んだのですがその時の勝手に思っていたストーリー展開と、実際買って読んだストーリー展開にズレがありましたがこれはこれで面白かったです。
よくあるス〇ッとジャ〇ンやりすぎverな感じ。そういう描写があったから当たり前だけど主人公のキャラがほんとに180度変わったので、どう終わるのか気になるしこのまま数話ごとにターゲットを変える展開を続けて何かに繋がるのか今後のお話に期待します。
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2件
2022年12月29日

最新のレビュー

奇才
味のある絵で好みは分かれそうだけど、個人的にはすごく好きです。表紙のカラーはいい意味で狂気を感じる美しさ。内容もかなり良かったけどラストがもやもや。白と黒で割り切れない中途半端な人間側の勝ちって感じで、そこは創作なのでスカッとさせてほしかったです。
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0件
2025年2月12日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

歪な笑顔に隠された悪意の衝動
設計:ノラ(シーモアスタッフ)
「次は何を壊そうかな?」。神城千夏は優等生で、人を嫌わないようにして生活をしていた。そんな彼女だが、担任からのセクハラ事件をきっかけに体の奥底に封印していた『嫌い』という感情を解き放つ。我慢の限界を超えた彼女はついに、無感情の内に担任を階段から突き落とす。我に返り、その場から立ち去るが、体の内から抑えきれない興奮と喜びが溢れ出した!そして、笑顔の裏側にある屈折した彼女の本性が次なる獲物を求め動き出す!中村すすむ先生の衝撃のサイコホラー作品。常軌を逸したサイコパスな心理描写や精神的な攻撃など理解し難い彼女の行動ですが、読み進めていくほどにじわじわと共感に近い感覚が芽生えてきて、話の終わりではなぜかすっきりとした感情も生まれるなど複雑な読後感です。怖いもの見たさもあり、続きが気になります!

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