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O sole mio 上巻

tomoka

（4.4）投稿数38件

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作品内容

小説家(メカクレ)×家政夫？(ヒゲ)
アパートの管理人をする陽川は、ひょんなことがきっかけでアパートの住人である東条の家政夫となるが…。
pixivで公開しているものに加筆修正したものです。(1~2話収録)

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作品情報

ジャンル

： BLマンガ

作品タグ

：シリアスな展開 / 絵が綺麗

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出版社

：ナンバーナイン

雑誌・レーベル

： Blend

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2023年2月24日

ファイルサイズ

： 24.5MB

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

O sole mioのレビュー

平均評価：4.4 38件のレビューをみる

高評価レビュー

おぉさんさん

(女性/50代) 総レビュー数：146件

泣いた

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ テーマが少し（？）重いです。
始まりは「少し変わった芸術系の学生と世話好きな管理人さんの恋愛」的な、よくある話かな？と思ったけど、とんでもないものを引いちゃった、という気持ちです。
主人公は幼い頃に虐◯を受け、大切な母親を病気で亡くし、その苦しみから逃れたいという気持ちからもう1人の自分が生まれる…所謂「多重人格」ってやつですね。
苦しみから逃れるために作られた人格なので、その人格のほうが苦しいという気持ちを全て請け負ってしまう。
苦しい時に出てきた人格は、元の人格を守りたいという気持ちがあったが、だんだんと「なぜ自分だけがこんな辛い目に遭うのだ」と憎しみを覚える。
そんな時に出会った管理人さん。
この方との出会いが主人公の辛かった人生の行く先を変える。
BLジャンルだけど、普通にドラマティックなお話の漫画として読みました。
あとタイトル！
なぜこのタイトル？と思って意味を調べたら、なるほどー！！です。
途中とても苦しかったけれど、とても良いお話でした。

0件

2023年12月17日

まぁむさん

(女性/30代) 総レビュー数：718件

久々に凄い作品に出会いました…泣

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 始め海人は1人では生活出来ないただのダメ人間なのかな?と思いました。生活力全く無いし…管理人さんに頼りっぱなしと思ったら、違いました。幼少期に受けた○待が原因で解離性同一性障害という病気だったんてすね💦海人以外に空人が心に居て、辛くなると切り替わる。その間の記憶はなく、とにかく自分の中で必死に辛い事から逃れるために苦しんでるのがほんとに読んでて辛かったです💦そんなになるまで辛い思いをして生きてきた海人がほんとに救われたのは管理人の陽川に出会ってからですね。陽川も辛い過去があり、海人の思いを一度は拒絶してしまって…そこからまた色々あるんですが、最後は海人も空人も受け入れている陽川は凄く素敵な人😍ほんとに最高の作品です😄

3件

2023年5月2日

＊＊＊さん

(女性/－) 総レビュー数：305件

良かった！読み放題で

表紙は暗くて好みじゃなかったのですがお一人だけレビューされてて☆5だったので何気なく読んでみたら…画も綺麗で、サラッとしたタッチで好みだし凄く良かった！心情が丁寧に描かれたBLが元々好きですが、題材が精神的なことなので2人の、特に海人の心を軸にお話が進んで行きます。深すぎてどんどん引き込まれて一気に読んじゃいました。最初は前髪重っと思っていた海人の豹変したときのイケメンぶりにもやられました。BLとしてはここから関係が深まっていくとこなので終わってしまい悶えました…笑。続編があれば購入してでも読みたい！

1件

2023年5月2日

プリンさん

(－/－) 総レビュー数：5319件

ダークな内容だけど

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 過去の傷から、二重人格になってしまった海人。
そんな問題児をアパートに住まわせることになった大家の湯川。
そして、家政婦になってほしいと面倒をみはじめるのですが、
年下のｲｹﾒﾝ訳アリ小説家の海人に告白され、戸惑うのもわかります。
そして、そのことがきっかけでもう一つの人格空人が過去を語る。
湯川のいいところは、空人も海人もすべてをうけいれるところ。
暗闇にさす光がおじさんなわけですが、彼に救われ、さらに愛しさが倍増。
海人のこれからが楽しみです。

0件

2024年9月2日

ネイビーブルーさん

(女性/－) 総レビュー数：2528件

表紙から

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 優しい雰囲気の表紙からイメージとは違う、心理描写が掘り下げられた秀作でした。
年下小説家✕世話焼き家政婦
距離が縮まってからわかる、攻側の過去と秘密。これがなかなかの闇で、それを描ける作者さんに才能を感じます。互いに傷を持つからこそなかなか踏み込めない、でも離れられない切なさ…
絵もとても綺麗で、目に宿る感情描写が素敵でした。
モノローグや台詞も詩のようで好きです。
こちら続編もありますので、まとめて読むとなおよしでした。

1件

2024年8月23日