クラスメイトに怖がられるちょっとやんちゃな高校生・楓真。しかし恋には臆病で、実は世話好きな一面を持っている普通の男の子。それは、ある日クラス委員長の柊がピアスをしている事に気がついて、耳の傷を放っておけず手当てするくらいに。そして二人はそれをきっかけに、距離を縮めていく…。連絡先を交換するだけで浮かれてしまい、週明けの学校が待ち遠しくなってしまう楓真。しかし、胸にこみあげてくる感情が何なのかは理解出来ないままで…。正反対な二人、果たしてその初々しい恋は実るのか――。
恋の温度を教えてよ。【タテヨミ】(56巻完結)