マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ プランタン出版 Canna ロングピリオド【単行本版】ロングピリオド 上【単行本版】
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
BLマンガ
ロングピリオド 上【単行本版】
2巻完結

ロングピリオド 上【単行本版】

740pt/814円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

この気持ちが早く、失くなるように。
何度だって逆の言葉を吐いてやる。

高校生の佑征は、幼馴染の樹が「嫌い」だ。
天才肌で人気者、才能の塊みたいな樹に、昔から色んな所に連れ出され、振り回されてきた。
今はなるべく関わらないよう樹を避けているのに、しつこく絡まれる。
だからいつまでも、この恋が、消えてくれない。
この気持ちが叶うことはないのに。

読み放題の登録がお得!

レビュー

ロングピリオド【単行本版】のレビュー

平均評価:4.5 69件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

寒がりの寂しがり
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼なじみの片恋ものだからもっと重い読み心地を想像していたのですが、絞られた文章量と見やすい絵柄でさくさく読めました。すごく良かった!結構がっつり泣いてしまいました。
佑征さんが樹さんへ抱く思いを漠然と諦めているのは、やっぱり同性だからという理由なのでしょうか。嫌われたくない、関係性を崩したくない、明言されていないのでいろいろ考えました。臆病さ故なのか庇護故なのか、正確には分かりませんが、そこを切り裂いてずかずか割り込んでくる樹さんの潔さが気持ちよかったです。この物語が鬱屈しすぎない内容に仕上がっているのは、佑征さんがじめついていると樹さんが引っ張り出してくれるし、樹さんが凹んでいると佑征さんがそばにいてくれるからだと思います。属性的には、ヘタレ片恋と天才型自由人、みたいな組み合わせ。
孤独の話が好きなのですが、樹さんの誰にも理解されないであろう寂しさの傍らに、佑征さんだけが寄り添ってくれたのが、本当に温かくて優しくて、気づいたら泣いてしまっていました。佑征さんの優しさは、樹さんのためだけに考えて迷って施された慈しみです。裏表のない本心からの全肯定が、樹さんを癒してくれたのが、救いでよかった。天才は孤独だと言いますが、天才だろうと人間だし人間は孤独で死ぬ生き物だから…。最終的に佑征さんが樹さんにちゃんと向き合って結論を出してくれてよかったです。あと、お二人の触れ合いが本編内では最小限に留められているので、最後あたりの熱を孕んだやりとりだけで満足値が高い。ぎゅっと詰め込まれたきゅんを感じました。
いいね
2件
2025年1月11日
上下巻幼馴染探り合い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んだと思っていた作品で置いてあったんだけど、読んでなかった(笑)
古矢先生の作品は、本当に気持ちの臨場感があるなぁ。

ゲイの知人たちがこぞって名を挙げる古矢作品。
彼らにとって、作品のキャラは自分に置き換えて、よかったり切なかったりした青春が描かれていて、文句なく読めると言う。

この作品は、ユウセイが幼馴染の樹に長い片思いをしていて、終止符を打ちたいのに打てず悩んで自分を嫌って消極的にさせていたけれど、樹もちゃんと見ていてユウセイが支えだったというお話。

ユウセイがちょっとだけ、「いつか恋になるまで」の千秋に似ていて(笑)まぁ、千秋の方が積極的なんだけど。
樹の方が堂々としているので、なんかあの2人みたいになりそうだなって思った。

樹の悩み。才能をやっかみと嫉妬で潰す幼い周囲。なんでもできることを「恵まれている」と押し付ける大人たち。ドイ先生が中学にいたら、ほんと違っていたかも。親の役目は!?(笑)
それを支えたのはユウセイなんだな。
いいね
3件
2024年9月5日
爽やかで繊細な切なさと清々しさがDKらしい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の映画を観ているような空気感とかコマの流し方が好きなので、今回の二人のような焦ったくて少し切ない関係にピッタリでした。実際には、早川のように何もかもを高いレベルで「持ってる」人はいないと思うんですけど、いくつかなら持ってる人はいると思います。大多数の持たざる側の人間として、脇キャラ達の気持ちには同調できても、持つ側の悩みや苦しみを過小評価していたところがあったので、完璧には分からないものの勉強になりました。
私のイメージですけど、先生の作品は「いたす描写はほとんどない」気がします。他に『君と夏の中』と『Sと N』を読んでいますが、どちらも似たような感じでした。なのでストーリー性重視の方にオススメです。あと、これは「いたしていない」ので関係ないかもしれませんが、「どっちがどっち」問題もあると思います。個人的に「どっちなのか」凄く気になりました。
いいね
1件
2025年1月12日
大好きです!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 渚先生が大好きなので、作者様買いです!

今作は、上下巻でたっぷり堪能出来て嬉しかったです。敢えて冷たく接して、気持ちを無くしたい佑征と、そうはさせないと佑征を振り回している樹。幼なじみの2人の小学生の頃がとてもかわいくて、微笑ましかったです。でも恋に気付いた佑征や、天才肌ゆえに苦悩する樹など思春期ならではの悩みや気持ちの変化など丁寧に描かれていて、ぎゅっと切なくもなります。
2人の恋の関係性は、じれったいし、キスと少しの触れ合いのみですが、それがまた堪らなくすごいドキドキするんです。
作品の雰囲気や、セリフはなく表情だけで表しているのがとても好きです!
渚先生の作品が大好きすぎる故いつも読み終わった後、足りない!!もっとイチャイチャしている姿が見たいと強く願ってしまいます!!佑征と樹大好きです!続編を何卒宜しくお願いします!!
いいね
0件
2023年8月14日
幼馴染み同士の長い葛藤とすれ違い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染みの佑征×樹。なんでも出来る天才肌の樹に振り回されながらも、なるべく関わりたくなくてそっけない態度を取っている佑征。距離を置きたいのにできない、本気で突き放せない幼馴染み同士。作者さんらしい等身大のDK達が、悩んで迷いながら一歩一歩進んでいく青春が眩しい。上巻は煮え切らない佑征の言えない(認めたくない)気持ちの行き場がなくてもどかしいばかりだけど、下巻で樹目線になったらまた別の苦しさが。出来すぎる人はどうしても妬まれるし、嫉妬する周りの気持ちも分かっちゃうだけに辛いなあ。誰も悪くないのに。樹にとって佑征だけが対等で、だからこそ佑征は気持ちの変化が後ろめたくて。二人もだけど、樹の兄との和解もほっとしました。軽い触れ合い止まりでHなし。佑征はもちろん、樹にも好きなことをして欲しいな。
いいね
9件
2023年8月5日

最新のレビュー

幼馴染の傑作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 購入してから1年近く経過してるけど、定期的に読み返してしまう大好きな作品です。
幼少からの2人の関係性が、現在パートと交互かつ適度に描かれて、上下巻通して過不足が全くない。
全編通して静かではあるものの、でもちゃんと女子とのイベントや兄との確執など感情が揺れる山や谷がちゃんとあり、ミニシアターで上映されている往年の名作を見たような読後の満足感があります。
2巻最後の部屋での描写が幸せで、でもなぜかおうちデートという言葉が思い付かない飄々とした感じが2人らしさが出ていていいなあ。
品があるから実写化には最適な作品じゃないかな(されてるのかも知れないが)
この先どんな人生を歩むのか続きが気になってしまう、そんな作品です。
いいね
0件
2025年5月17日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

こんなにも近くて遠い
広報:扇風機おじさん(シーモアスタッフ)
古矢渚先生が紡ぐ幼馴染たちの長い長い恋の物語。幼馴染みの樹にずっと片想いしてきた高校生の佑征。佑征との関係を変えたい樹に対して、いつも恋を諦める理由を探している佑征。想いは同じなのにすれ違ってゆく二人がもどかしすぎました…それだけに恋が実るラストでは感動や祝福など膨大な感情が押し寄せます!

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ