「女王」に対する責務から生涯を国家と結婚したような人生を送ったエステル。しかし、そんな彼女を待ち受けていたのは最も信じた人の裏切りだった。息が絶える瞬間、エステルは誓った。生まれ変わったら絶対に女王にはならないと。そして気が付くと目に飛び込んできたのは見知らぬ世界、見知らぬ家。そこには見知らぬ男がいた。「あなたがしてあげなければならないことはただ一つ、私のことを覚えておいてください」150年の歳月を超えて生まれ変わった王女は果たして自由な人生を自ら切り開くことができるだろうか?
裏切られた女王は、麗しの男爵に尽くされる【タテヨミ】(45巻完結)