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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ少女マンガ 小学館 マンガワン女子部 死にかけ悪役令嬢の失踪~改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました~死にかけ悪役令嬢の失踪~改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました~ 2
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死にかけ悪役令嬢の失踪~改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました~ 2

690pt/759円(税込)

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作品内容

…もっと、甘えてください

悪役令嬢としてのバッドエンドシナリオ回避のため、慎ましく平穏な生活に生きようと努力していたシレーナだったが、義母の手違いによって、魔物に襲われ命の危機に陥ってしまう。初恋の家庭教師・フォードにより治療され一命を取り留めたように思えたが…!?
「もっと、甘えてください」
初恋の家庭教師からの甘々看護&監禁生活が始まる!?

クールな家庭教師×元・悪役令嬢!
海を巡る異世界ラブロマンス、第2巻!!

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全3巻完結

レビュー

死にかけ悪役令嬢の失踪~改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました~のレビュー

平均評価:4.4 236件のレビューをみる

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高評価レビュー

自身の責務と心の在り方
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ よくある悪役令嬢の断罪回避劇かと思っていました。丁寧な絵とファンタジーで綴られるそれは。意外にもシンプルな訓話だったのです。王太子と婚約が決まっていたシレーナは、自分が悪役令嬢で追放されると分かった瞬間から、家族と不和にならない様にと心を砕いて来た。王太子妃教育にも身を入れて励んで来た。それなのに。家族はアッサリと彼女を見捨てる。家族に悪気は無かったのだ、と思わせてはいる。虐げはせずとも、面倒ごとは全てシレーナに押し付けて。横恋慕して来た妹の為に王太子妃の立場を譲り、継母に邪魔だからと魔物島に「間違って」転移移送されて殺されかけたのだ。最後まで「悪気は無かった」と言い募る継母に本当に悪意は無かったのか?先妻の子より我が子を王妃にしたいという欲が微塵も無かったのか?物語はそこを追求しない。彼等を断罪もしない。分かってるのか分かって無い様な有り様。シレーナは他国の貴賓が納得する様な成果を妹と王太子に上げて頂ければ、と言っただけなのに。シレーナを亡き者に(元々は病気療養という名目)してしまえば解決すると信じた浅はかさ。シレーナの淡い初恋の相手、魔術師・フォードは、そんなシレーナを家族から引き離し、精神的に自立する救けをするのだ。過度の情けや自己犠牲は、何の為にもならないのだと。特に。今、忙しいだけで、自分の時間を削られ、感謝されるでも無く虐げられている、と感じている私には刺さりました。「ですからどうか誇って下さい。その気遣いを、優しさを。決して恥入る事だけはしないで欲しいのです。」というフォードの温かい言葉。疲れ果てた私にそんな言葉をかけてくれる人は居ない。馬鹿だね、浮かばれないのにと謗られ貶されるだけなのに。何故自分は頑張って生きているのか分からなくなっていく。ここはファンタジーの世界。だから私はフォードの言葉に縋りたい気持ちになる。この物語を読んで少しでも、傷付き疲れた人達が自身を顧みて、少しでも癒されます様に。そして過度の情けや気遣いは、かけられて当然と他人は傲慢な者なのだから。気に病む必要すら無いのだから、と。そう、シレーナが後半に気付いた様に、「何故、いつも、こちら側だけが気遣わないとならないのか。」は、気遣いの出来る人達側の永遠の課題でもある。この物語が示すシンプルなメッセージが少しでも誰かに届きますように。
いいね
57件
2024年10月19日
全体的に良かった。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 完結してしまったよ~💦
モノクロの絵なのに色がついているかのように見えた海の中の様子。凄く好きでした。
連載読んでいて、先が気になりすぎて私は小説も購入してしまいました。この原作者さんは本当に少女マンガのコミカライズシナリオが上手い‼
でも、この本は一つだけ、もうかかわり合いたくないのは分かるんだけどね?
主人公が家族との決別の時…あれで本当に良かったのかな?って💦
主人公本人が良くても読んでいるこちらは少し消化不良になってしまった。
義母はただのドジとも言えないし、妹も考えなしで本当に嫌い。父親もただ傍観してただけ。見守っているのとは違う。本当に最低な家族で、元のゲーム?では、ヒロインや家族と仲違いしている主人公の気持ちになったら当たり前だよねぇ。としか思えない。
毎日王子妃教育で忙しくしている中、毎日毎日、義母がドッタンバッタン1日中皿を割るわ、家の破壊行為をするわ…
天然って言ってもここまで来ると災害。
で、血の繋がりのない義妹はトラブルを寄せ付け引き込み放置(タマにプラスになる事もあるけど)
でも、ヒロイン達の立場から見ると姉は…って否定的な眼で見てしまうんだろうなぁ。
ゲームでは関り合いたくなくて家族と距離開けていたみたいだし。何かやらかした時は注意していたみたいだし(言い方キツくてもここまでやらかしている人達には仕方ないかと😓)
ほんと、立場がちがったり見る眼が変わると評価変わって怖いねぇ。
とりあえず、ストーリー面白いし、絵もキレイだし良かった。
先生とのハッピーエンドは手を叩きたいくらい嬉しかった。イルカさんも可愛かったし。
ただなぁ…義母にはあの島へ行って同じ目にあって欲しいし、義妹にも精神的にダメージ与えたかったし、諸悪の根源の父に対しては心をバキバキに折って欲しかった。
で、王子には今まで苦労して尽くしてきた事を心底わかって欲しかった。
家族を足蹴にギッタンギッタンにして先生と幸せになって欲しかった。
いいね
4件
2024年11月1日
少し違った角度で読んでみました。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 両親や妹、元婚約者から感じる薄気味悪さ(思慮の浅さ)は、設定に縛られたゲームキャラクターと考えれば納得です。姉もその中の一人だったはずが転生した現実の人間の魂が入ってしまった事でズレが生じます。それ以外の人達がいたって客観的で常識的なのは、ゲームヒロインである妹と深く関わらないせいだと思います。
両親はヒロインである妹をハッピーエンドに導く為の補正要員です。善良な家族とそれに反発する姉という前提を保ったまま姉を家から出さなければいけません。そうしないとストーリーが進まないからです。その為に姉が出て行きたくなるように悪気無く姉に家の負担を押し付け続けます。自分の未来を知っている姉は自分が家から出ると破滅だと思い、盲目的に家族に尽くし意地でも家から出ません。我慢比べのようになった究極が、母のうっかりミスで姉を魔獣だらけの場所に放置する事でした。ここでも母は悪気が無く、善良な家族を保ったまま。この後で両親と妹が反省するのは、姉を追い出した事で姉に負担を掛ける役目を終えたからと思います。
妹中心の物語で見ると(色々あったけれど)姉は家を出て自分は王太子と婚約、両親に祝福されて未来の王妃になるハッピーエンドとゲーム通りの結末です。
…もしかしたら、最初から姉が家を出た時点で妹の邪魔をしない存在と見なされ悪役から解放される設定だったのかも知れません。ゲームの中の姉が破滅したのは転生後の姉と違って、自活する為のスキルが無かったからです。海に魅了されて発揮した能力もフォード先生との恋も、転生後の姉だったからこそです。とてつもなく遠回りと痛い思いをして、姉もハッピーエンドを掴んだのでした。
いいね
8件
2024年10月29日

最新のレビュー

好きでい続ける為に母親は許さなくてもいい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ なんで乙女ゲーム内にいるんだろう?転生?何?とその疑問も持たずその先におきるであろう『追放』を回避する為に日々努力していたけどその事に夢中?で家族からの負担を全部請負っていたシレーナに自らその事に気づかせようと公爵家から隔離したフォード。体はストレスと過労から悲鳴をあげているのに余程麻痺してるシレーナには気の毒より呆れてしまうが渦中にいると気が付かないのかもしれないと思った。ある意味本当に会わせない時間が互いに大切なのかもしれないですね。実際、リアでそういう治療法があるし離れた事で気づく事も多いみたいだからね。できれば2人で頑張っているお話も見たかったなぁ。
いいね
0件
2025年5月5日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

不幸な結末回避の鍵はクールな家庭教師!?
編集:アロマオイル(シーモアスタッフ)
原作:和泉杏花(いずみきょうか)先生、漫画:ささきさ先生、キャラクター原案:鈴ノ助(すずのすけ)先生の布陣で描く異世界転生×悪役令嬢という王道テーマで魅力的で強烈なキャラクターが立てば面白くないわけがない。バッドエンド回避のために立ち回る展開はハラハラドキドキの連続で、この世界観が好きな人にはオススメしたい作品。シーモア内でも高評価で星4つ以上と人気があるのは、原作の中世のヨーロッパさながらの絢爛豪華な雰囲気に加えて、剣も魔法も存在して空に浮かぶ島に魔物も蔓延るファンタジー世界観をしっかりと補完している高い画力があってこそ。表紙からも伝わる美麗な構成は必見です。唐突に前世を思い出した悪役令嬢シレーナの不幸な結末を回避するために、追放の可能性をなくすための奮闘をとくと御覧ください。

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