このレビューはネタバレを含みます▼
主人公のキャロルは貴族の令嬢である。
しかし小さいころにけがをしてしまい顔に傷跡がのこってしまったことで両親や妹からみにくいといわれてさげすまれて令嬢であるにもかかわらず使用人として家でこき使われる毎日だった。
そんなキャロルの立場はメイドのルシアよりも下であり雑用を押し付けられる中で頭を打ったキャロルは意識が混濁してしまう。
その中で自分の前世の記憶を見たキャロル。
そこでは彼女は化粧品の販売員としてお客さんの顔をメイクできれいにするだけではなくそれを施すことによって彼女たちの人生を前向きにしていたことを思い出したのだった。
そして「キャロル」の顔に向き合ったことで前世に知識を活かして彼女の顔も人生もきれいにしようと思い…。
こういった知識を持つ人が転生してくるだけでも救われる異世界の人はたくさんいるんだろうなぁと思った。