母親の再婚をきっかけにラモート公爵家の継子となったアンドレア。ある日、公爵家に捕虜として連れてこられた青い瞳の少年カヒールと出会う。公爵家で厄介者扱いを受けてきたアンドレアはカヒールに一緒に逃げようと提案する。「レア…今はお前と逃げるわけにはいかない」「だけどあの男は俺が殺してやる」そう言って彼は姿を消した。それから…3年ぶりに会った彼の目には、私への憎しみと嫌悪が込められていた。彼の言葉がナイフのように胸を突き刺す。そう、彼は変わってしまったのだ。
今度は私の泣く番だった【タテヨミ】(66巻完結)