子爵令嬢リンダの家は、度重なる他領への経済支援により困窮していた。
ついに貯金が底を尽き、リンダは自身の婚約者に援助を求めるも断られ、さらに貧乏を理由に婚約破棄をされてしまう。
金を得る方法など最早どこにもなく、困り果ててしまうリンダ。
そこに、かつてリンダに救われた恩を返したいと伯爵子息のクロードが現れ、ぜひ支援をと提案する。
しかし、リンダは笑顔でその提案を断る代わりに、“ある事”を教えて欲しいと彼に頼むのだった。
※本作品の1・2巻は『溺れるほど愛されて、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック4巻』の収録作品です。