このレビューはネタバレを含みます▼
無料の6巻まで読んだ感想です。乱暴かつ簡単に言ってしまうと、悪女が転生・憑依後にいい人になり、ヒロインと結ばれるはずのヒーローから離れようとすると言う、超テンプレの話が根底にあります。前者の要素が好きなので、それは気になりません。悪女のはずの鈴鹿もかわいいし、蛇夫もかっこよくて許嫁溺愛にキュンとしました。食料入手が求愛行動の決め手になりえて、食料分配は村の中での貢献度によるというシビアな世界の設定は、人を選ぶでしょうけど、テンプレの粗筋に中々おもしろい肉付けしていると思います。ただ、設定の工夫は認めますが、私の好みではないのは確かです。それに鈴鹿と蛇夫の胸キュンシーンで3頭身ギャグキャラ化は雰囲気ぶち壊しです。他にも3頭身キャラが都度都度出てきて嫌です。