「う、う……いやあ……嫌よ、やめて……なんなの、あ、あなた……
ほんとに、誰かいるの!? 幽霊……あ、あっ……」
非モテで仕事にも恵まれず、生きる意味を見いだせない“津家卓弥”。
彼の人生を救ったのは新人アナウンサー“近衛雪姫”だった。
彼氏ナシを公言し、男への強気な姿勢を辞さないスタンス。
仕事に熱心な処女として生きる彼女を見ていると
自分の生きてきた道が肯定できる気がした。
が、とあるきっかけで真実を知る。
雪姫は彼氏持ちで処女どころか、かなり性に踏み込んだタイプだった。
事実を知り自暴自棄になり、ぼんやりと死に方を考えているある日、
卓弥のもとへ訪問販売がやってくる。
「男の野望を叶えたくないかい? あんたを見てて、思ったんだよ。
あんたがふさわしいってねぇ……この、透明薬には……」
怪しい売人に全財産を渡し、透明になれるという薬を入手した卓弥。
もうほとんど死んだ気の卓弥は、
受け取った注射を適当に腕に刺してみる。
(どうせ、透明効果なんてない。そんなもんあるわけがない)
と、思っていたが……。
「はあ、はあ……あぅう……こんな、に……奥まで……
すごく大きい……感じ……硬くて、熱くて……い、いやぁぁっ……!!」
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