冷酷と名高い人狼の君主・レーゲンに看病を任されたのは、不愛想な凄腕の看護師・ヴィオラであった。
どんな相手であったとしても仕事に徹することが彼女のモットー。
たとえ、一度のミスで使用人を処刑していると噂のある相手だとしても。
覚悟をもっての看病を始めたヴィオラが頼まれたことは……
レーゲンにおかゆを食べさせ、苦手な注射に付き添うこと!?
噂とは真逆の甘えてくる彼に、戸惑いながらも、2人の距離は徐々に近づいていく。
しかし、可愛げある態度の裏で、レーゲンの気持ちは膨らみ、暴走しはじめ――。
※この作品は『異世界で○○からの執着愛が止まらない!?アンソロジーコミック』の収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものです。