このレビューはネタバレを含みます▼
第20話まで読みました。騙されて恋人ヘルトを裏切ってしまったテッサと地獄の境遇から這い上がって彼女と再会したヘルトの愛憎劇は、私の好みの設定です。
でもテッサの性格は、好みが分かれると思います。私は彼女のキャラにちょっとイライラしてきました。元々明るかった彼女がギャク待されたから常にビクビクして卑屈になってしまったのは分かりますが、それにしても卑屈過ぎるように感じられます。それに厳しい境遇だったことは分かりますが、7年経っても文字を読み書きできないテッサに向上心や努力が感じられません。そもそもいくら丸め込まれても、恋人のヘルトに何も言わずに彼が寝ている間にこっそり彼の拇印を契約書に押すなんて、いくらなんでもおかしいし、裏切り行為以外の何物でもありません。
話の展開は理解できないことが結構あってイマイチです。何度も出てくる登場人物達が一体どこの誰なのか。彼らの場面がぶつ切れのように入っているだけで、53話完結なのに20話まで読んでも分からないっておかしいと思います。
中身の絵は表紙絵より手抜きっぽいと言うか、固い絵と言うべきか、私はあまり好きではありません。
それでも最後まで買うと思います。思ったよりもエロいし、続きが気になるからです(笑)テッサが憎まれていると思っている男の社会の窓に再会後すぐに手を出すの?!とか、ヘルトのヘルトがそんな状況でたつんだとか、色々変と思うところはありますが、エロは正義です。ただ、最初は着衣で後ろからやっているからか、そこまでエロくないのですが、16、17話でいきなりテッサの乳房が出てくるエロになりました。今後も期待してます。