「ずっとこうしてあなたを抱きしめたかった…」旦那様騎士の逞しい腕の中、焦がれるような熱い口付けに翻弄されて――政変で没落した子爵令嬢エミリアは、かつての従者であり、今や国を支える騎士団長となったテオから突然求婚される。子爵家への“恩返し”と言われ、戸惑いつつも、密かに恋心を寄せていたテオからの申し出を受け入れるエミリア。けれど、甘く絡む視線と執着に満ちた愛撫は“恩返し”なんて言葉では収まらなくて――。「お嬢様の身体は柔らかくて可愛らしくて…絶対抱き潰しそう」真面目で倹約家な没落令嬢×お嬢様命!な忠犬騎士の、甘く濃密な溺愛結婚生活。