辺境伯夫人のエラは契約結婚した夫のオスカーから愛されず、辺境伯家の中で孤立していた。実家からも見放され、侍女長からの虐めに耐える毎日。ある時、オスカーの戦死をきっかけにエラは辺境伯家を追い出されてしまう。エラが吹雪で凍死する直前、最期に見たオスカーからの手紙には「ずっと愛していた」の文字が。一度も愛してくれたことはなかったのに、なぜそんな言葉を遺したの……?過去に回帰したエラは、オスカーの本当の気持ちを知るべく、そして2人の運命を変えるために結婚生活をやり直す。二回目の人生で、エラはオスカーの愛を手に入れることができるのか――?