~最初に子を宿さねば消される!?美女の誘惑に狂わされる俺の絶望物語~
宮殿の奥深くに隠された三色の部屋――白、黄、黒のそれぞれの部屋には、絶世の美女アヤカ、ナオミ、レイラが幽閉されている。
彼女たちの目的はただ一つ、王子ユーリの子を宿し次代の王を生むこと。
それは大国の王子であるユーリに課せられた、国の存続を担う使命でもありその国の伝統でもあった。
だが、その伝統には残酷な掟がある。
最初に子を産んだ者だけが「女王」として生き残り、他の二人は命を奪われる。
週6日、ユウトは三色の部屋を巡り、命がけの誘惑に身を委ねていく。
美女たちの甘い吐息、熱い肌、絡みつく指先――その全てが、ユーリを快楽と絶望の狭間に追い詰める。
彼女たちの誘惑は愛か、策略か? 薄い壁越しに響く声と行為の音が、競争心と欲望を煽り、登場するすべての心を蝕む。
一人の命を救うことは、他の二人の死を意味する。
葛藤と罪悪感に苛まれながら、子作りの呪縛に囚われていく――終わらない絶望のループ。快楽と絶望の果てに何を見るのか?
第十章:女王の誕生と消える命
第十一章:セレナの過去・禁断の記録
第十二章:アヤカの闇の告白
第十三章:新たな部屋の序曲
コミック×ノベルの『コミノベ』シリーズ第一弾!