高校生の宗太は、幼少の頃から人生を設計通りに歩んできた。夢は官僚になること。
ある日宗太は、謎の老人と美少女に拉致され、
『千年以上生き続ける 吸血鬼えりさを支える後見人』になってほしいと告げられた。
謎の人物からの怪しい要求を拒否する宗太。
それを見ていたえりさは、宗太に自分の血を与え吸血鬼にしてしまう───。
生き残りの吸血鬼は、後見人が居ないと現代社会での生活が困難である。
そして長い間生き続けた吸血鬼は、自分の意思というものを持ち合わせてない。
しかし、宗太に感化されえりさはずっと心の奥に閉じ込めていた感情に気づいてしまった。
『自分と対等な友達がほしい』
吸血鬼の少女と、吸血鬼にさせられてしまった少年が、
生きづらく孤独な人間社会を、たくましく生きようとする物語。