「わたしのいちばん敏感な処……レオン様の指で弄られて――」
お見合い連敗中の貧乏男爵令嬢・リリアン。後がない彼女に届いた縁談相手は、常に仮面を纏い社交界に姿を見せない【ひきこもり伯爵】ことレオナールだった。「仮面を外さないこと」を条件に始まったお見合い。けれど、没落貴族の自分を笑わず、落ち着いた声色で向き合ってくれる彼の優しさに触れ、リリアンはこの結婚を承諾する。
そして迎えた初夜。緊張に震える彼女の前に現れたのは、右目側だけを覆う仮面姿の旦那様で!?露わになった素顔は、ため息が出るほど美しく、情熱的な光を宿していた。「こんなに蜜が滴って……可愛い……」普段の控えめな態度からは想像もつかない、雄の熱量に翻弄される夜。
恋を知らない二人の、初々しくも艶めく新婚生活。甘酸っぱい蜜月の行方は――。