9話までが表題作、後半の作品と2話の短編集です。
私は個人的には後半が好き。ノンケ親友に片思いしている主人公の気持ちにキュンとしました。ハートウォーミングな話。
表題作もいいんですけど、途中人が死ぬ残酷な部分があって(描写はありません)
ハッピーエンドなのに何となくスッキリしませんでした。9話の番外編も終わり方がスッキリしない。でも表題作も読み進めたら夢中になることは間違い無しかと思います。続きが欲しいなあ。
2作品とも男達がかっこいい。特に銀蝶は大人の落ち着いたイイ男なのに受けだから、設定が色っぽい〜 しかし、描写としてはアッサリ系です。本庄さんのHシーンはアッサリで、表情とかも萌感少ないことが多いので。
以下ネタバレあります。
1〜8話 銀蝶奇談
時代は第3次世界大戦後、雰囲気は大正ロマン。借金を返すべくトップ男娼の世話役になったノンケの惣一。銀蝶の思わぬ真面目で落ち着いた一面に惹かれだしてきたある日、銀蝶の馴染みの客との濡れ場を目撃してしまい…。
9話 番外編
No.2男娼の夜烏の過去に絡んだ話。何故屈折したSMキャラになったか、過去の男登場と共に明らかに。直接的Hシーンは無し。
10話〜 ほれて通えば
話は全く別の現代、高校生モノ。
落ち着いたモテ男の藤島に恋してる麻峰。好きとは裏腹に憎まれ口でちょっかいかけてしまう。ずっとそばにいたくて本当の気持ちを隠してしまいます。
★5にしたいけど、H物足りないのと、表題作がもう少し読後満足感が欲しかったので★4で。
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