表題作は、たわいのないストーリーですが綿菓子のようにふわふわしてカワイらしく、甘い雰囲気に癒されました。
後半4つの短編は、もう少し工夫があれば…と思える話もありましたが、ほとんどの話が急な展開で読みにくかった。
〜ケーキが
本当に美味しそう!! 美大生の宇佐美(ウサちゃん)と天才パティシエの貴壱の恋も負けないくらい甘かったけど。セカンドパティシエの篠宮のクールなツッコミが好きでした。
〜ターゲットに絆される殺し屋は石油王のもとを去るが、また会うために自分の殺しを依頼するラストはなかなか。
パティシエの話ですが表題作とは関係ありません。美人な見た目と真面目な職人気質のギャップはよかったけど、ミステリーショッパーの脅しに簡単に落ちる展開は強引でした。
同級生の主従love。主従と言っても、自分好みにビフォア・アフターしたり、同じ会社に就職させたりとカワイらしい我がままでした。
なぜか執事修行中の次期当主と一流執事の鞘当て。
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