身体は女、でも、心は男…性同一性障害のレイコが、一生懸命に自分を探しながら、自分らしく生きようと、もがき苦しみます。
そして、やっとありのままの自分で愛し、ありのままの自分を愛してくれるかけがえのない人と出会い、幸せな日々を送っていたので
すが…悲しい別れがやってきます。
本当にせつない…やっとつかんだ幸せだったのにと思うと、悲しくてやるせなくて…
最後は前向きに生きようとするレイコの姿が描かれていますが、ハッピーエンドではないので、そういうのが苦手な方はやめたほうがいいかもです。
興味本位で読んだ私は、深くて、重くて、せつないお話に火傷しました。
あたり前のことに思っていた、自分が身体も心も女であるということが、実は幸せなことなのかもと考えさせられたお話でした。
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