この方の作品を初めて読むのですが、昨今私の年齢が上がったからか、現代ファンタジーで、の末裔やら、狐狸妖怪と戦うやら、前世からの因縁やらの所謂厨二臭い設定がどうにも痒くて痒くて、読んでられない、と思ったことがあって、忌避してました。
こ
れも所謂…という設定が盛り込まれていて、「うっ」と思ったけれど、いい意味で昭和っぽい描き込まれた絵に、ヒューマンドラマ要素が入ってて、読める。
悪魔の花嫁とかそんな感じで、毎回登場する人が変わります。
子供の頃読んでた漫画は、同じような設定でも読めるのに、大人になってから読む漫画でこういう設定だと、読めない、なんて自分の中で勝手に法則をつくってましたが、この作品はいい意味で壊してくれました。
痒すぎて読めなかった漫画とは何が違うのか、わからないですが、似たような症状で忌避してる方は読んでみてもいいかもしれません。
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