BLマンガ

1巻完結

悪人を泣かせる方法

雨隠ギド

（4.4）投稿数39件

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作品内容

譲は中学の時、ケガでボロボロの高校生・鷹尾に一目惚れする。性格が悪くてお金が大好きな鷹尾。そんな彼に強引に家庭教師になってもらうものの、バイト代が続かずほどなく会えなくなってしまう。時が経ち彼のために大金持ちになった譲は鷹尾と再会。稼いだ６０億をエサに彼に迫るけれど！？「恋まで百輪」のお兄様の恋の話登場

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完結

BLドラマCD化

詳細

簡単

1巻から｜最新刊から

作品ラインナップ　全1巻完結

悪人を泣かせる方法

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作品情報

ジャンル

： BLマンガ

BLドラマCD化

作品タグ

：可愛い恋 / 絵が綺麗

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：新書館

雑誌・レーベル

：ディアプラス・コミックス / ディアプラス

シリーズ

：恋まで百輪シリーズ

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2013年3月8日

ファイルサイズ

： 67.7MB

ISBN

：

9784403663277

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

悪人を泣かせる方法のレビュー

平均評価：4.4 39件のレビューをみる

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高評価レビュー

ピカニキさん

(女性/－) 総レビュー数：1683件

最初で最後のたった一人

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 『恋まで百輪』のスピンオフ、虎二の兄•鷹尾と譲とのお話。この後『悪だくみにも花はふる』へと続きます。
茅野譲は中学生の時に､傷だらけの高校生•小山鷹尾と出逢います。譲の咄嗟の思いつきで家庭教師をしてもらうことになった鷹尾は、顔と頭が良く、性格と視力が悪く、お金が大好きでした。そんな鷹尾に惹かれた譲は、いつか鷹尾を迎えに行く為にとデイトレで巨額の財を築き､弁護士となった鷹尾との偶然の再会からアプローチを重ねてゆきます。
悪人というのか鷹尾の性悪っぷりは大したものですが、惚れた弱みでそれらを全て受けとめる譲の一途さも負けてはいません。両親に捨てられ、自分も弟妹を捨て、結婚も上手くいかなかった鷹尾が、紆余曲折を経て譲を信じ､心の全てを委ねるようになるまでが描かれます。｢執着｣を｢好き｣と言い換えていた二人が、｢好き｣や｢愛している｣といった眩しく輝かしい想いを夜のパレードに託し、まだ少し遠い所から並んで見ている『ナイトパレード』のラストシーンが心に響きます。
ストーリーが細部までよく作り込まれていて､最後までじっくりと楽しめました。

2件

2021年8月22日

lviv さん

(－/－) 総レビュー数：3167件

星4,5。スピンオフだけど1冊で読める。

195ページ、1冊表題作（描き下ろしおまけプロローグ6p＋インターバル8p＋おしおき4p＋エピローグ4p＋ドラマCDレポート4p付）。

順番は、
＜1恋まで百輪→2悪人を泣かせる方法（スピンオフ）→3悪だくみにも花はふる（2作品の続編）＞

前作虎二の兄貴の話。
家族のトラウマというか子供の頃の兄弟たちも出てきます。
姉の名前がわかって納得（笑）。

性格悪い主人公。
ここまでひねくれてると、いっそ楽しい（笑）。
前作弟の話はのほほんコメディな雰囲気でしたが、こちらはもうちょっとシリアス。
切なさもありつつ笑える要素もあります。

スピンオフですが、バラバラで本作だけ読んでもたぶん違和感はない。
ですが、弟たちも出てくるので前作読んでるとなお楽しいです。

次作悪だくみにも花はふるは2組登場の続刊みたい。
それぞれのその後の話があると思うとすごく楽しみです。

描き下ろしは前中後とおまけが入ってますが、くすっと笑えるオチで良かった。

3件

2018年1月29日

華はなさん

(女性/40代) 総レビュー数：1.0万件

好きで好きで仕方ないくせに拗らせてる。

スピンオフなのですが、こっちの作品のほうが好きかな。愛だの、恋だの、わかってない二人が惹かれ合っていくのだけれど、不器用な二人なんで、もうすでに、恋に落ちてる、またはお互い好きでたまらないのに、それがわからずにそれを模索している ”悪人。。。”の続編の”ナイトパレード”がめちゃくちゃ好きです。愛を知るのが怖いのか、受け入れるのが怖いのか、鷹尾の暴走が半端なくって、その後のエンディングがタイトルのナイトパレードに反映されてるんですけれど、素敵すぎて、雨陰先生の手腕を感じました。この一冊が一つの作品になっていて、プロロークではじまってインターバルがあって、プロローグがあるのも舞台を観ているようで凝った構成だなって思いました。エピローグには更に、作品ががっつりとまとめ上げられていて、仕上げられていて、幸せがしっかり描かれていて、心に響きました。BL作品としても H描写はあるけれど、普通の読者の方にも恋愛作品としてぜひ読んで欲しいです。

0件

2021年6月15日

わっきゃさん

(－/－) 総レビュー数：4897件

2作目:スピンは捻くれ者の純愛

『恋まで百輪』のスピンで虎二さんの兄鷹尾編。
やっぱり鷹尾の性格悪すぎて笑える!!

元家庭教師と生徒の再会モノ。
デイトレ譲×弁護士鷹尾。

思春期の初恋相手鷹尾が金の亡者だった事をバネに、引きこもり元少年が、資産ン十億貯め迎えに来てみたら、鷹尾には妻がいて〜な始まり。

主役を張るには捻すぎ(笑)
捻くれ者×捻くれ者＝純愛なのが面白い!!
鷹尾は親に捨てられ妹弟を守れずこんな捻た男になったのね。あの小山家の長子は辛い!!

鷹尾の歪んだ性格の滲み出た悪人顔を綺麗だと思う譲しか相手出来ないわ。まさに破れ鍋綴じ蓋CP!!虎二も妹鶴美も幸せを掴んだから兄貴も安心!!面倒くさい男だけどすごく面白かった◎コタが癒し(笑)
お次は2CPの続編。

【三部作】1:恋まで百輪2:悪人を〜3:悪だくみ〜

1件

2020年4月13日

だいふくさん

(女性/30代) 総レビュー数：5件

ひねくれた大人がふたり

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 悪い顔のメガネキャラに得体の知れないトキメキを感じてしまうので、鷹尾は金の亡者で性格悪いけど凄く好きです。性格の悪さは生い立ちゆえに…でしょうか。
「世界でお前ひとりなんてそんなおそろしいこと…」の下りは、分かる！て感じでした。歳を取ると失うことを恐れて、焦がれるほど誰かを好きになること自体に怯えますね。甘えたり頼ったりすることで自分が弱くなるのも怖いし。でもそれでもいいんだ、と思わせてくれる相手に出会えた鷹尾が正直羨ましいです。ふたりとも少しひねくれていてもどかしいけど、うんうん良かったねという感じで読み終わった後は少しハッピー。ひねくれている大人に抵抗がなければ読んで損はないと思います。

2件

2013年1月3日