青春時代を支えてもらった作者様の訃報を知って、ニュースサイトで先生のガッツを見るたびに、心が苦しくなります。他のレビューでも仰ってましたが、未完の大作なのですかね…本当に…。そこが悲しくてなりません。
「ベルセルク」という作品を知って、
ファンタジーではありますが、それまで持っていた西洋のイメージがガラッと変わりました。教会とは…ムンクに領主…そこにいる民…。前線の側には売○業のテントがあって…。みんな必死に生きてました。そして実際に自分も社会に出てヨーロッパに住まないといけない数年の時に、その町で実際に見た○○カンの聖職者や時が止まったかの様に神に仕えている聖職者たちを見て、1番最初に思い出したのが先生の「ベルセルク」でした。その場は神聖でもあったし彼らも神聖ではあったと思いますが、ガッツの様な温かさはありませんでした。(まだスーパーでレジを譲った時に、神の御加護を…と言ってくれた老人の方に愛を感じました。)
まだ物語は終わっていない、と何となく知っていました。…いつか完結したら、またいちから一気に読もうと軽く思っていました…。なのでまさか、こんな結末になるなんて…。ベルセルクの世界観…それが広がる先生の描写が本当に凄くて、読んでいると周りの音が無くなって、その世界に入り込むほどでした。本当に、本当に残念です。
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