突っ込み始めるとキリが無いが、そもそもの、接触方法も猪突猛進自爆型突撃。海外は民間企業トップでも移動中警護が付く位なのに、ヒロインうまくやれちゃうんだ、と思った。小切手も、その後の展開も簡単過ぎる感じ。
ただ、王子のアクセサリー、男性のア
クセサリーは漫画ではセクシーに映ること多く、耳から下げていて私にはツボだった。
ドゥランテの怒りと探索が新情報をもたらすところはストーリーに弾みをつけて、まだこの2作目のほうが話の動きが小気味良いところはある。
一作目、二作目共に、親子が揃いも揃って同じような過ちをするのか、と。身上調査はやるのがむしろ当たり前で不思議ではないが、その上がってくるリポートのクオリティが、なぜかHQではこれだ。お粗末、或いは悪質。しかも、大概のHQでは調査の誤りが話半ば以降でメインキャラに認識され、翻弄された男女は、真実は強しで、元サヤか遠回りのハピエンなのに、ここでは最後ままで不幸な一組が。不幸な男女終生添い遂げられないケースの故にこのストーリーがリベンジのように成り立っている。
その悲劇あっての第3作へ連係となるのだが、現実社会でも嘘をつかれているのに信じられてしまい噂一人歩きというのはあることなだけに、なんともやるせなくて後味の悪さはある。
だからこその後世代の同じ過ちをしないリベンジが見られる訳だが。
どうやって疑うのか、差し出されたものを、それは嘘だ嘘に違いない、と疑念を挟むこと、傍目に見てそれを望むのは理解できるが、現実、信じられないからセカンドオピニオン取ろう、と、果たして出来るか、それは何とも言えない。
このシリーズは、調査会社の能力の問題ではないが、会社の信用には関わるだろう。この、二作目のレポート改竄に関わったのはステラではないのだから、第1作と似たようなトリックに、筋運びとして安易さ感じなくはない、
接触の言い訳にしているだけとはいっても、自伝というのには「へぇ!?」の驚きが。芸能人とか実例はあるにはあるが、二人を引き合わせんが為の方便としてしか感じない。
宮花先生の宮殿内内装調度の類は良い。
星3.5で4個としたが、3個にしようか悩んだ。
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