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BLマンガ
水の春
1巻完結

水の春

638pt/701円(税込)

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191pt/210円(税込)

作品内容

とある秘密を抱える春原澄は、目立つことを厭い優等生を演じていた。なのに男が好きと噂でなにかと目立つ存在のクラスメイト・四ノ宮吉野に、その「猫かぶり」を指摘されてしまう。好きだから話をしたいと告白され拒絶した春原だったが、自分を偽らない彼のことが気になり始める。誠実な好意を示す四ノ宮と少しずつ距離を縮めて……。

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作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

水の春のレビュー

平均評価:4.5 116件のレビューをみる

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高評価レビュー

優しく丁寧に紡がれてる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ●表題作。1話の澄の“猫かぶり”や、澄が語る“父親”に関する狂言(作者さんまで読者を欺いてくる!)を、「あーそういうことなのかぁ…」って思えるかどうかでお好み分かれそうです。是非ここを乗り切って読み進めていただきたい…
●(ネタバレ→)父親が同性を愛して一緒に暮らしていることを隠して守ろうとしてる澄。対して吉野は、あけすけに澄へ「好きだ」と伝えてくる。澄は、なぜ、と思うと同時に羨ましくもある。
●一方で、父親たちもそうだからか、吉野の「好き」を偏見なく受け止めることはできる。父親たちのことを吉野に話して以降、吉野は澄の“本音で本当のことを話せる人”になっていくけど、返事は濁したまま…。このへんの、澄の微妙な心情の揺れが好きです。
●吉野が澄に聞かせたピアノ曲、リストの《マゼッパ》、調べて聴きましたよ…。吉野から澄へのメッセージを含む曲なのかな?とも思ったけど、多分この場面では、吉野は自分の持つ“最高の技術”を披露したんじゃないかな。その上での「全部あげる」なのだと思うと、震えます。精一杯の言葉で応える澄も素敵です。
●想いがイコールに重なる場面の二人がかわいい。これがカバー下と描き下ろし『六月来る』に繋がって…気持ちがほわっとなります。
●『花の雨』は澄の父親と基とのお話。本編の三年前かな?こちらもすごく良かった。亡き妻に重ね(られ)ているのでは…と、お互いが悩んでいた二年間。澄もしっかり関わっているのがとても良い。こうして二人+澄の今があるのだと。
●『春日和』父親、基、澄のひとコマ。『六月来る』吉野と澄の数年後(同じ大学でルームシェア)。『凌霄花』同じ頃、家に二人きりになった父親と基。カバー下は吉野と澄、高3の冬。全部通して読むと、本当に読後感が良いのです。
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6件
2022年7月10日
DKカップルとその父親と恋人、2組のお話
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 明るくて屈託無く、でもホモと噂される四ノ宮吉野が春原澄に話しかけてきます。なぜ猫を被っているのか?と。春原には秘密があり、それを知られたくないので目立たないようにしている、だからもう話しかけないで欲しいと春原は四ノ宮に告げます。ある日、四ノ宮が女子に告られている場に出くわしてしまった春原は、男が好きなのかと訊かれて四ノ宮が正直に応えるのを聞いてしまいます。自分の気持ちにウソはつかない、春原が好きだと言い切る四ノ宮に春原は衝撃を受けるのでした。絶対に隠し通さねばと硬く張り詰めた春原の心が、四ノ宮の温かい気持ちに溶け出し溢れます。水の春、と言う季語とDKらしいキラキラ感とが絶妙です。『花の雨』春原の父•小説家の春原泉と編集者の結城基とのお話。澄がまだ中2の頃の二人の馴れ初めが描かれます。『春日和』父×基+澄のほのぼの2頁。『六月来る』高校を卒業して2年、ルームシェアをして大学に通う吉野×澄のお話。仲良し二人のほんのりエロいやりとりです。『凌霄花』澄が家を出て3年後の父×基。家々の庭先にノウゼンカズラの花咲く夏、しっとりと描かれる大人の恋の一コマです。
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2件
2023年3月15日
かなり好きな話◎
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 初コミックス。
『ユレカ』同様に特徴的な黒の塗り方に惹かれて読んでみたら、こちらも良かった〜!!凄く好き◎清らかで優しく温かいタイトルぴったりの話。

DKクラスメイト、目立つ四ノ宮と秘密を隠す春原澄。

澄の猫被りを指摘してきた四ノ宮に告られる始まり。
澄には踏み込まれたくない秘密があり、関心を引かぬ様学校生活を過ごしていて。そこを見抜いた四ノ宮がその秘密の大切さを理解してくれて仲良くなり、素の澄を見抜く程澄を好きで見つめて来た四ノ宮の台詞が素敵♪静かで熱くて大きな気持ち。校内での孤独を選択して来た澄が四ノ宮と高校生らしい時間を重ねられる幸せな話だった。冷たい手の熱さが伝わる優しい話。大学同棲編も良かった◎

・後半は澄の継父編。→「花の雨」は澄の継父と継母の馴れ初め編で、作家の春原泉先生×担当編集結城基。ドラマチックで泣きそうになってしまった。先生を好きな基には、先生の亡妻の面影があり、それを知らないはずの澄(中2)が基を慕い、先生の二年間など短い中に複雑な心情が詰まってた。誰も血縁関係に無いのに素敵な家族!!
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4件
2020年10月28日
静かな日常。そーっと見つめる感じで終わる
全然悪くない。寧ろ読後感がいい。続けてBL読んできてこれもレビュー書いとこうと思った。
序盤のほうに、え?と思わせる思わせぶりシーンがあって警戒した。しかし穏やかで、それでいて少しの後ろめたさを関係性に負わせている展開の中では、主人公独特の翻弄の仕方であると認識。
告白してきた相手を見つめることにより、いつの間にか引き込まれていくのは、この話に付き合わされて読み進める読み手も同じ。その誘い込み方が、小さなエピソードのサラリとした存在感で徐々にはまる様になってる。ピアノのシーンの引き込まれ方など、私も2人の世界に立ち会ったようだった。あとがきによれば、下敷きにしたリストのそのピアノ曲に存在しない和音を描きたくないから譜面を確認、とある。そのこだわりはくらもちふさこ先生を連想した。
虚構の世界にあるリアリティ、まさしく、主人公が震えて聴いたものはそこにあったのだと思わせる、作家の価値観に共感する。
シーモア(島)という利用者コミュニティに、本作の紹介があったことに感謝。
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1件
2024年5月30日
じわりじわりくる…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 『ねぇ触らないの?』が好きで、他作も〜。
こちらもとっても良かったです!
なんでしょう!先生の世界に引き込まれます。どっぷりと…。
初めは、え?なんかお父さんと色々あるのかな〜っと心配になりましたが、なるほどー秘密まであったかい。
ちょいちょいボケ、ツッコミが入ってくるので、硬い雰囲気も和らぎます。何より2人の会話が楽しい!本当好きです!四ノ宮の飾らない性格、憧れる…。
春原の言って照れる頑張る姿は可愛い〜。バランス最高ですよ!!
そして同棲してからの2人。。たまらん(≧∇≦)
跡つけるのにこんな萌える?夜は大変盛り上がってしまうでしょう〜私にも見せてーーー!!!!
エチは期待せずに(T_T)ガーン(泣)
派手さや甘さはないですが、旨味たっぷり、出汁効いてる感じです。
読後はただただ心もお腹も満たされる作品でした〜。

もう一つは、表題作のお父さんの物語。
これまた最高です!!
大人の恋愛、あーなんかドキドキする!
もっとじっくり読みたいな〜
いいね
7件
2022年1月20日

最新のレビュー

さやさやと静かに渡る春の風のような。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前、サラッと読んでレビューできずmy本棚の「☆☆☆普通」へ仕分けしていました。
最近ひょっと再読すると、とても素敵な読後感ではないですか!
最初、これはとても重い話ではないかと作家様に読者も騙されます。
でもタイトルに書いたように、男性どおしの、いや人間どおしの柔らかな「水の春」が流れていきます。
書下ろしの3作もとても良かったです(2025.6.19)
いいね
0件
2025年6月19日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

穏やかなのに情熱的
制作:焙煎男(シーモアスタッフ)
大事な秘密を抱え猫をかぶる春原に対し、クラスメイト四ノ宮の真っすぐに与え続ける深い愛情が胸を打つ、ピュアな高校生もの。小説家である春原の父と、亡き妻の面影を持つ担当編集の大人の恋も収録。黒沢要先生の魅力ある台詞が、穏やかなストーリーの奥に潜む情熱を感じさせる、とても素敵な作品です!!

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