西先生の描く作品は どうして こうも 私の心をくすぐるんだろう。もう ほんと 素敵なお話です。たったの一冊の中で ある男性と心の闇を抱えた家族とちょこっと その人たちに携わって人たちが ひと夏で、その闇を吐き出しちゃうストーリー。それが 亀
の”鳴き声”に 例えられています。誰だって、泣きごとの1つや2つ、ありますものね。それを 吐き出す糧を得ると、けっこう ふつーに 人って生活できるんだな、と。それにしても、メインキャラの二人、何気に強烈なキャラで だけど、最終的に 良かったですね、巡り会えて、そして、ふたりが それぞれの いきる”糧”になれて。そして、メインキャラの女の子、昔昔の宮沢りえさんを思い浮かべながら、読みました。
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