ヤンキーもの２話、リバもの１、へそフェチ１、面白系俺様攻め１、の短編集。全体通して共通するのは、受けが積極的でワチャワチャするとこ。私は積極受け好きなので、もっとやれって思います。
作画は好みでも流行りのでもないのですが、漫画がうまくて
線がすごく丁寧に描かれてて好感度高い。熟練のアニメーターのような流麗な線。漫画描くのが本当に好きなんだろうな、というのが線から伝わる。
ヤンキーものが読みたくて買ったので、他作品は普通でしたが漫画の上手さでさらさら読めました。
ヤンキーものは、実際には引退（卒業）した元ヤン二人が過去についてあれこれワチャワチャします。とにかく受けの勢いがすごい(笑)。どっちもかっこいいし可愛いんですけど、勢いで押し切ったのと自分の行動に後悔しないところがとても好き。攻めもマイペースで面白かった良いので、表題作だけならとてもオススメ。まるごと一冊で読みたかったな。
二作目はリバースするから読む人を選びそう。私はリバースする前の方がすごく好きだったので、リバ嫌いじゃないけどｺﾚｼﾞｬﾅｲってなった。カプじたいは凸凹コンビだけど、オシドリ夫夫って感じでした。
三作目は攻めがへそフェチ。両片想いでワチャワチャするへそフェチ。
四作目は俺様攻め。私は俺様攻め全く好みじゃないんだけど、この俺様は可愛げがあってすっとんきょうだし、大変好ましかったです。
書き下ろしは表題作品の小ネタ３本。表紙裏とかは無し。最後に「漫画をみっちり描きたかったからあとがきが半ページしかなくなってしまった」とおっしゃってて、本当に漫画描くの好きな人なんだなって好感度爆上がりしてしまいました。
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