本当にストーリーに定評のある作家さんのコミカルな差し込みは凄い。そして、主人公達の人物像だとか、それを描く力が加わるとゾクゾクします
ノンケだけど!でも離婚したし!少しでも俺に振り向いて!という切なくも必死な想いとは裏腹に、所々本気
で井上を怒らせる北原の不器用さと、
仕事に対する評価など奥深いところまで見抜いて理解できる井上の懐の深さと、嫉妬や喪失感のバランス
読めば読むほど意味をなしてくる散らばった小さな機微が主人公2人の魅力をどんどん引き出していました。
作品の評価は5以上ですが、巻末の無意味で読み辛いだけの4コマで−1。結果星5(苦)
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