同級生(中村明日美子) 1巻

はまりました。
初期はエログロで作者の名前は知ってましたがオシャレ漫画でセリフ少ないんだろーなと敬遠してました。雑誌によって絵柄がかわりシリアスからコメディ、ボーイズまで描かれてるんですね。絵のテイストは楠本まきのような鳩山郁子さんの雰囲気もあると思います。
同級生は内容はボーイズ超王道だからこそ作者の巧さが際立つ作品です。誰でもキュンなる内容に作者の巧さで加速しドキュン、心臓鷲掴みです。
何気ない台詞のセンスや間がとても情緒的です。なにより表情がエロス。キスだけでこんなにエロく楽しめるのは手や肩、首などが繊細で神経質そうで壊れそうな耽美的な描写だからですよね。作者さんは小学校一年生から漫画を描き高校は美術系に進まれたそうでお若い時から活躍されてましたが小学校からなんてキャリアがあるんですね。
話は元に戻りこんな高校生はいないですよね。さすがボーイズ、ファンタジー！
とても気に入ったのでリアル本でも購入しましたらリアル本の巻末におまけ漫画3Pぐらいのがついてました。Webにもちゃんと付けて欲しいです。怒
続編の卒業生 春、冬はリアル本二冊購入で冊子が全プレゼントらしいです。
うっすい冊子だと思いますが読みたいです。ヤフオクに出てます。いまTSUTAYAでキャンペーンの漫画二冊買ったら中村明日美子さんの小冊子プレゼントのようです。五月末までです。
あと作中に出る 肩甲骨は翼のあと という小説は海外文学で10年ぐらい前に読みましたが
高校生の私はさっぱりで題名だけは好きな本です。この題名引用する作家さん多いですよね。ちょっと夜想ぽい

目からｳﾛｺ…ｲｲｯ!!! ｽｯｺﾞｲ素敵なｽﾄｰﾘｰです! これはもう、胸ﾊｯﾃ皆さんにｵｽｽﾒしたいですっ! 扉絵だけ見たら興味無かったｹﾄﾞ、立ち読みで惹かれました。夏→秋(1～4話)で男子高2人のｽﾄｰﾘｰ、5･6話では先生sideで語られる佐条とのｽﾄｰﾘｰで、ﾄｷﾒく先生ったら、ｶﾜｲｲの(基本的にｲｲ人) 7話以降はまた2人のｽﾄｰﾘｰで、山ｱﾘ谷ｱﾘでｲﾛｲﾛありますがﾗｽﾄはﾊﾋﾟｴﾝです。色んな意味でｶｯｺｲｲ草壁が大活躍で優しい最終話が私はスキです。
合唱祭で秀才･佐条の影練を面倒見ることになった草壁。合唱祭当日の本番中に自分の気持ちにﾊﾟﾆｸって飛び出す草壁、後を追う佐条…。 ここから始まる2人の物語は、青春だけど今の子達っぽくて全然ｱﾘでした。一見ﾁｬﾗ系の草壁だけど、熱心に佐条の歌唱指導したり、反応や感情が素直でﾅﾝか可愛いとさえ思えて来ます。佐条は実はﾂﾝﾃﾞﾚ系？ そんな2人のやりとりがﾃﾝﾎﾟ良くて、次々読めちゃいます!
にしても、絵も見やすくて素敵だけど、ｼﾁｭｴｰｼｮﾝの持ってきかたやｾﾘﾌが上手いっ! 佐条の「あっ…」てのを「心に録音した いつでも再生可能」って草壁のｺﾄﾊﾞ、こんなの出るなんて素敵すぎ 全編通して素敵なｺﾄﾊﾞがちりばめられてるので、自分の好きなｺﾄﾊﾞを見つけてみるのも面白いかと思います 続編、ぜひ出して欲しいと思いました。今後の2人の成長と関係…今はまだﾔﾗｼｲkiss止まりですが、その後は？…興味ｱﾘｱﾘです!