辛うじて鞍馬を戻すことに成功した大介。志保は鞍馬の腕に抱かれて死に、失意の鞍馬は実家へ帰る。なぜ二人の手紙が届かなかったのか? 連絡が取れなかった故の悲劇だった。鞍馬が抜けたために、昭和海援隊の広島遠征は失敗。手紙は高杉が止めていた! 許せないと怒る大介。漢として信用できない! 大介も後藤田も、海援隊への参加は断ることになった。年が明けて、海援隊の大攻勢が開始。トラック運転手になっていた先輩の君沢が、四国で会津包囲網の策略を知り会津に報告した。先手を打って、東北同盟を結成しようとする大介。だが起団式が迫る中、留奈が兵藤に襲われ……