営業の基礎、企業活動とは、大企業と中小企業の関係性など、この令和でも通用する内容がちゃんと描かれている。今のDX時代、流石にそれだけでは駄目ではあるが、基礎的で不変な内容が多いため、特に若手社員にとっては役立つと思う。是非読んでいただきたい
。
作品的には、中小企業の主人公が大企業の御曹司と対等に張り合えるまでを描くのは流石に無理と思っていたため、ラストは想像通りこんなもんかという内容であったが、途中のストーリーは丁寧に描かれていて、無理なく飽きずに読めるところは作者の技量を感じる。作品としての長さもちょうど良かったのではないか。
もっとみる▼