結婚生活の後々の事を考えると、体外受精においても、他人の卵子や精子を使うことには抵抗があるのに、こんな事・・・と絶句する冒頭に予想以外の展開があるのかと期待した。が、想定内の結果であった。だが、「好き」という気持ちの起伏は激しく、傷ついても
傷つけても貫き通す意志はハッキリしていて、ドラマを感じた。愛している男性に愛されたいその感情はとても理解できるが、この状況に共感は出来ないが、納得はした。ただ、構成としては、ヒーローの物思いを割愛することでヒロイン側の物思いが、後ろ向き一辺倒でクドイ印象を持つのでやっぱり飽きてきたし、結局ヒーローの気持ちを最後で説明することになるのでそれを読むのが煩わしいから、なにか工夫が有ればと印象を持った。にしても、いくら子供が欲しくても この手段はあり得ないわぁ。
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