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青年マンガ
蝶のみちゆき
1巻完結

蝶のみちゆき

926pt/1,018円(税込)

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作品内容

「ごめんね 寂しか思いさせて……大丈夫 そうそう長くは待たせんけん……」遠く響く三味線に異国の言葉が混じり合う長崎丸山。
絶世の花魁と重い病を抱えた一人の男の過去が、やがて密やかな“愛と死”の物語を紡ぎ始める……“世界”がいち早く評価した孤高の俊才・高浜寛が、長崎丸山に生きる遊女の「切なすぎる純愛」を洗練を極めた筆致で描く。国内の漫画家、海外のバンド・デシネ作家、映像作家など、ジャンルや国籍を問わず多くのアーティストたちから熱い注目を集める傑作!!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 蝶のみちゆき

    926pt/1,018円(税込)

    「ごめんね 寂しか思いさせて……大丈夫 そうそう長くは待たせんけん……」遠く響く三味線に異国の言葉が混じり合う長崎丸山。
    絶世の花魁と重い病を抱えた一人の男の過去が、やがて密やかな“愛と死”の物語を紡ぎ始める……“世界”がいち早く評価した孤高の俊才・高浜寛が、長崎丸山に生きる遊女の「切なすぎる純愛」を洗練を極めた筆致で描く。国内の漫画家、海外のバンド・デシネ作家、映像作家など、ジャンルや国籍を問わず多くのアーティストたちから熱い注目を集める傑作!!

レビュー

蝶のみちゆきのレビュー

平均評価:4.6 24件のレビューをみる

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高評価レビュー

炎舞
幕末から維新の時代、長崎・丸山の遊郭に絶世の花魁と謳われる女がいた――。

装丁に一目惚れして手に取った作品。
長崎三部作の第一部で「蝶のみちゆき」、「ニュクスの角灯」、「扇島歳時記」と続きます。この作品、本当に素晴らしかった。

長崎の由緒ある遊郭で、最高級の格と名声を博していた几帳。
物語が進むにつれ彼女の謎めいた過去が明らかになっていくのですが、その生き様に深く考えさせられる。

長く生きていると、人生の中でとても大きな選択を迫られることがある。
その選択をするとき、その人の本質が現れるんだと思う。
読みながらずっと、「もしも自分が几帳の立場だったらどうするだろう」と思いながら読んでいた。
凛として誇り高く、愛に生きた女の物語。
見惚れるほど美しいシーンが、表情が、物語に深い陰影を与えている。

最終章「業火」のタイトルを見たとき、速水御舟の「炎舞」がモチーフになっているのかなと思った。

とても美しくて深い物語でした。
読み終わり、もう一度読み返して表紙に戻ったとき、几帳の姿に胸を締めつけられた。
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6件
2022年9月6日
黄蝶の夢
「ニュクスの角灯」を読了後、もう少し、高浜先生の作品に触れたくて購入しました。
立ち読みで読める範囲の少し前に、几帳の過去があり、”ここからつながっているのか”と感無量でした。 冒頭でお化粧しながら、玉菊姉さんと話をしている几帳を見読んだ時は、”気位の高い太夫なのかな?”と思っていましたが、姉思いで、下の子たちにも気遣いできる太夫でした。 その几帳が丸山勤めの理由が徐々に明らかに・・・ ”愛”に生きた几帳の、後半の丸山勤めは、半分(肉体)はうつつで、半分(精神)は蝶になっていたのではないかな~と。 几帳以外の人たちも、性格がしっかり肉付けがされており、語る言葉がリアルだと思いました。
この本のラストにある作者のあとがき(2P)にも書かれていた”几帳が黄蝶” 大変良かったです。
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1件
2022年10月21日
余韻が...
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ あぁ、しばらく何も手につきそうにありません。几帳が、おたきさんが、トーン先生が、健蔵さんが、源さんが徳さんが...綺麗事だけじゃない人生を本当に生々しく精一杯、生きています。たまりません。冒頭から蝶に導かれるようにお話が進みます。セリフはもちろんのこと、所作、小物のひとつひとつにも込められた思い。饒舌ではなく、心の機微を描くってこういうことなのかなと思いました。後書き含めて隅々まで読み込まずにいられない作品です。高浜先生、こんな素晴らしい作品をありがとうございます。160Pほど。
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3件
2022年3月4日
レビューは少ないけど、読んで良かった!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品を選ぶ時レビューの多さで決めるのに、表紙のイラストに心奪われて買ってしまいました。
ひたすらに愛する人と愛する人の息子の行末を想う几帳に、涙が止まらなかった。

白玉ちゃんを水揚げに来るのが健蔵だったらいいなと想像しながら、読み終わりました。

中々にいいキャラだったのは、トーン先生とおたきさん。
住む世界が違っても、人間らしくて繊細な魅力的なキャラでした。
源と几帳の仲を知った後も、ちゃんと健蔵を医者として育成してくれていたのもちょっとジーンと来た。
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3件
2020年2月2日
苦海
なぜ最後の章が業火なのだろう?
家の為にその身を売られ、病気、堕胎、身も心もすり減らし、上手く年季が明けても”おかえり“と迎えてくれる実家は当にないであろう。
そんな女性達の最期に、それまでに背負った辛さ、苦しさ、様々な重荷を焼き付くしてくれるという意味の業火なのだろうか?
それとも一度でも遊女に身を堕としたら、もう底なしに堕ちていくしかない悲しさの例えなのだろうか?
……どこからか三味線の音、話し声、遊廓の喧騒が聞こえてくるような……切ない余韻が残りました。
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2件
2022年8月21日

最新のレビュー

この空気感素晴らしい!
花街の華やかさと寂しさの中で知的にそして想いを持って生きる女性のお話。
先ずは作画が素晴らしいので、これは改めて紙で手に入れたいと思いました。
時代背景も満足です。沢山の人に読んでもらいたいな。
いいね
0件
2024年3月6日

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