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成層圏の灯(1)
2巻完結

成層圏の灯(1)

600pt/660円(税込)

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作品内容

佐伯徹は写真のモデルを引き受ける代わりに、喜瀬川英に食事とカラダを要求する。遊びの関係だったはずが、どんどん深みにはまっていくふたり。だが、喜瀬川には心の傷が。彼はかつて実の叔父である聖と肉体関係にあったのだ――…。表題シリーズ九篇を収録した、ボーイズ・ラブ史上に残る感動の名作、喜瀬川と佐伯のリアル・ラブ・グラフティ開幕!!

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • 成層圏の灯(1)

    600pt/660円(税込)

    佐伯徹は写真のモデルを引き受ける代わりに、喜瀬川英に食事とカラダを要求する。遊びの関係だったはずが、どんどん深みにはまっていくふたり。だが、喜瀬川には心の傷が。彼はかつて実の叔父である聖と肉体関係にあったのだ――…。表題シリーズ九篇を収録した、ボーイズ・ラブ史上に残る感動の名作、喜瀬川と佐伯のリアル・ラブ・グラフティ開幕!!
  • 成層圏の灯(2)

    600pt/660円(税込)

    喜瀬川の愛情が重荷になり、さらに彼の写真家としての才能に、同じ男として焦りを感じる佐伯。離ればなれになったふたりは、迷い、傷つき、悩みながら、日々を過ごしていく。一年後、ふたりは再会するが――…。 表題シリーズ六篇ほか短篇「薄紅」を収録。ボーイズ・ラブ史上に残る感動の名作、喜瀬川と佐伯のリアル・ラブ・グラフティ終幕!!

レビュー

成層圏の灯のレビュー

平均評価:4.4 20件のレビューをみる

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高評価レビュー

「ここに帰ってきたいんだ」
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ BL読者ならかつて誰もが知っていたタイトル。初出が1993年、最終話完結は2002年と長期・不定期に発表された物語ですが、人間性と愛と再生というテーマは普遍的で、いっそ現代的です。

ただ…(どんな小説やコミックも大なり小なりそうですが) この作品は著しく読み手を選びます。心配な方は試しにチェックしてみてください。

(0)健康面、特に心臓や血圧は安定していますか?(人によっては衝撃的に感じる展開もあります)
(1)BLに女性が(軽く)出てきても大丈夫ですか?
(2)いわゆるリバが平気ですか?
(3)CPが他の人としても平気ですか?(累計複数でも?)
(4)薬物の使用経験がある登場人物を許せますか?
(5)近親者による児童や未成年への虐 待(性的含む)を正視できますか?
(6)あなたは、心が弱く過ちを犯す(繰り返す)人間に寛容であれますか?
(7)あなた自身も不完全で矛盾に満ちた存在の一人であると思えますか?

このどれか1つでもNGがあると、読んでいる途中で不安や不快感を覚え、うっかり作品に対して腹を立てて☆を減らしたくなってしまうかも知れません。そんな時はエピソードの細部から眼をそらし、作品の伝えたいテーマやメッセージに集中してみるといいのでは…と思います。

連載当時、私は上記のうち2つの項目でつまずき、自分がどんな人間かを思い知って心に大打撃を受け完読できませんでした。
作品は、読み手をそのまま映す鏡だと初めて知った瞬間でした。
年月を経て、自分にも他人にも理想と完璧さを求めすぎる狭量なところを少しずつ克服し、自分と他人の失敗や心の弱さも少しずつ受け入れられるようになった今、やっと読み終えることができ、この物語を心から人に勧めたいと思いました。

言葉で語られない相手の心情を人は正しく知りうるだろうか。言葉とは裏腹な心情など人は正しく知りえるものだろうか。
鳥人(とりびと)ヒロミ先生が描く彼らの、じっと見つめる眼差しは、そんな彼らの心の機微--おもてからは捉えにくい微妙な心のおもむきやナイーブさそのものが瞳という形になったかのような、不思議な雄弁さに満ちています。

「ここに帰ってきたいんだ」
この言葉を発するまでの、耳にするまでの、彼らの長き年月と激動、葛藤。この言葉を目にするたび、嗚咽がこみ上げます。
いいね
8件
2021年6月16日
圧巻です。よかったー‼︎
おとなしめの地味な表紙ですが、視界の端に入った時、妙に気になり購入。
結果、読んでよかった〜!。何と、こんなドラマチックな物語だったとは‼︎

幼少期より過酷な環境と特殊な人間関係に翻弄されて来た青年と、チャランポなパリピ生活を送って来た青年がある時出逢ってしまい、お互いに翻弄されながら、あざなえる縄の様に交錯していく物語。
絵柄が古いと思う人もいるかも知れませんが、ザンバラ前髪の隙間から目が覗く鬱陶しい今時キャラより全然いい!
主人公2人が一見普通にその辺にいるような人物である事が物語によりリアリティを与えて厚みを持たせていると思います。

物語はかなり重厚です。ドロドロの過去の描写、現在のドロドロ、収まるところに収まったと思ったら、また二転三転。
登場人物の心理描写も丁寧で、濡れ場も余計なセリフがない分リアリティがあってかえってエロチックでした。

最後ようやく幸せに着地して読後はホッと一息。
満足ですが、読むのにものすごく体力使った気がします。
迷ってるそこのあなた、絶対おすすめ‼︎
いいね
2件
2021年7月6日
星5以上。名作!圧巻の説得力。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 1つ1つのお話は短編ですが、1つのCPの10年以上に及ぶ物語です。コミックスが出版された当時読んで、ずっとずっと記憶に残っている作品でした。シーモアさんで、同人誌発表されている番外編まで配信されていて深く感謝。改めて読み直し、やはりこの作品は凄いですよ。心に深く刺さります。行間をも読ませる感じで余韻も大きいです(ちゃんとお話はきちんと決着しますのでご安心を)。題材は、もうホントにいろいろシリアスな要素テンコ盛りなのですが、それを圧倒的な説得力で読ませてしまう。普段私はリバとかショタはどちらかというと苦手なのですが、この作品だけはスラスラと納得。それだけ惹きつける力のある作品だと思います。2人の恋愛バランスは見どころで、紆余曲折で展開が凄い。
何年もかけて連載されているので絵柄は若干変遷がありますが、後半どんどん洗練されて色っぽい。
ぜひ読んでいただきたい作品です。
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3件
2019年3月13日
読ませるBLの名作
あのね、この作品、一筋縄にいかんのですよ。惚れた腫れたでは結末を迎えられない、どこまでも面倒くさい、人間のしがらみとか理屈とかエゴとか、崇高なまでの愛情とか。そういうものがしっかり表現されていて、泥の中から何か美しいものが暴かれていく過程をみたような気がしました。

私自身が10代から40代へ時が進んで再読しましたが人が人を愛するってことは、美しいことであると同時に抗い難い本能と軽薄さで出来ているのでは、なんて染み入ったり。
まるで映画を観ているような気持ちで読める作品だと思います。星5。
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3件
2021年7月25日
読み応えたっぷり!
昔の作品で内容もかなりシビア、というか片方の生涯が波乱万丈。年数も経ってるので最初はディスコや黒電話が出てくるけど内容的には古さは感じない、絵も。2巻になった時に少し違和感はあるけど最初だけで読み進むと問題ない。ヒマラヤが出て来て展開が読めた…が杞憂に終わった。と安心してたらあと書きではやはり最初の構想はそうだったって。だよねーあの頃はシリアス系はそんなんばっかりだもんねー!そこも高評価!P396とP357でこのお値段!ゆっくり時間を作って読みたい作品。リバです。
いいね
0件
2019年1月11日

最新のレビュー

どこかすごくリアルな名作
かなり特殊な思い過去を持つ英と、彼が一目惚れした佐伯との長い恋のお話です。才能あるイケメンの英がひたすら愛する佐伯が、倫理観の緩いただの大学生なのが不思議で、彼女と当たり前のように二股をかけられたり不憫で仕方がなかったです。結局英の隣にいると空っぽなら自分に気付かされると佐伯は離れて行くのですが、この関係が途中で逆転するのが驚きでした。空っぽだった佐伯が自分の道を決め、腹を括る成長ぶりもすごかったし、その後10年近く意地を張り続けた英にもびっくり。作品自体が長い時間をかけて描かれているので、まるで複雑な人の心理を複雑なまま見せられているようで、読み応えたっぷりで、どこかすごくリアルで面白かったです。作品の描かれた経緯を作者さんが書いていらっしゃいますが、結果的に急がされることなくじっくりこの作品を描いてもらえて本当に良かった。ストーリー重視の方なら読んで間違いない名作です!
いいね
0件
2024年9月14日

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