この作者さんは 作品の裏の話しをしてくれるので、それが とても 楽しみです。どういう背景で どういう風に作品が出来上がったのかがわかると、作品も もっと 楽しめますからね。そして、この作者さんの作品は なんだか どれも 落ち着きがある。まる
で おばあちゃんが 昔々を思い出して語っているかのような 落ち着き、が。だからか、安心して読めます。この一冊を読みだしだら、センチメンタルっていう言葉を久々に思い出しました。そういう感じの、ノスタルジックな作品集です。きっと 高校生だった自分が もし、恋愛をしていたのであらば、一度は どこかで ぶち当たる壁を描かれているような気がします。だからか、ちょっと 切なかったり、考えが、幼かったり。それでもって、男子が そのクッション役だったりするわけで。良い感じにビターな気持ちを 拭い取ってくれる感じですかね。ただ 最後の1つは ちょっと 違った感じでした。とっても 悲しいお話でした。
もっとみる▼