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親なるもの 断崖 第1部

親なるもの 断崖 第1部

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本作品は諸般の事情により「2016年7月8日14時00分」をもちまして販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

作品内容

彼女たちは、渾身の力を振り絞り闘い続けた…!!――昭和2年4月、北の海を渡り、4人の少女が北海道室蘭の幕西遊郭に売られてきた。松恵16歳。その妹・梅11歳。武子13歳。道子11歳。松恵はついたその日に客をとらされ、首を吊った。奈落の底で、少女たちの血を吐くような人生が始まった!!

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作品ラインナップ 

  • 親なるもの 断崖 第1部
    彼女たちは、渾身の力を振り絞り闘い続けた…!!――昭和2年4月、北の海を渡り、4人の少女が北海道室蘭の幕西遊郭に売られてきた。松恵16歳。その妹・梅11歳。武子13歳。道子11歳。松恵はついたその日に客をとらされ、首を吊った。奈落の底で、少女たちの血を吐くような人生が始まった!!
  • 親なるもの 断崖 第2部
    軍国主義の嵐が吹き荒れていた!!――白無垢姿で遊郭を抜け出したお梅は、母になった。赤い雪が燃え狂う室蘭の断崖で、祝福されることのない母と子は、つらい修羅の途を歩まねばならなかった。――生きろ! 生きてゆけ!! 次の時代を生み出すのは女性だ!!

レビュー

親なるもの 断崖のレビュー

平均評価:4.4 35件のレビューをみる

高評価レビュー

待ってました!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 数ヶ月前から各所で話題沸騰だったこの作品、こちらで配信がなかったので、読むのを諦めていました。しかしこの度の配信開始を知り、すぐに購入してしまいました。

肝心の内容ですが…。(第一部中心です)
遊郭ものの漫画と言えば、江戸時代の吉原・島原を舞台としている場合が多いですが、この作品は昭和初期の幕西遊郭(北海道室蘭)が舞台です。また、よくある女同士のいざこざや、遊女の客の取り合いはあまり中心に描かれていません。それどころか、同じ境遇を生きる者としての「仲間」意識すら感じられます。この点は、遊郭を舞台にした作品には珍しいな、という印象を受けました。
そして遊女だけでなく、女将や芸妓、番頭や労働者といった全ての登場人物にスポットライトを当て、上手く個々の内面を描き出しています。それぞれが必死に生きた時代のこと、「この人なんだかな~」と思う事はあっても、本気で腹の立つような人物はいませんでした。ここまで多くの人物に感情移入できたのは、私自身初めての経験かもしれません。

作品中の言葉ですが、親が子を捨てなければ生活できなかったように、子が親を捨てなければ生活できなかった…。まさにそんな時代の話だと思います。読後はしばらく考え込んでしまうくらい、私にとって衝撃的な作品でした。
必死に生きようともがいた人々と、容赦無く迫り来る激動の時代。パーマネントやトーキー(映画)という言葉も登場する昭和時代だからこそ、よりリアルに感じられます。
今まで幕西遊郭を知らなかったという方にこそ、是非おすすめしたい作品です。
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1件
2015年8月6日
色々な意味で深く重い。
ずっと気になっていた作品でした。読んで良かったと本当に思います。そして終戦70周年の今だからこそ沢山の国民の目に触れて欲しいと思いました。戦争の是非が議論されている今だからこそ多くの方に読んでもらい、そして「自分の考え」というもので是非を問うて欲しいと思いました。作中の出来事を現実だと知っていて尚、現実感がないのは致し方ない事なのだと思います。全てが「過去」で、「今」ではないという考えになるのも、「今」を生きてる以上、致し方ない事なのだと思います。だからこそ尚更、良い悪い・正しい正しくないは置いておき、この作品に触れることで各々が各々の感情や感覚でしっかり考えて欲しいです。そんなきっかけになり得る作品だと思います。作中に比べれば、各自意見を主張でき、自由というものを手にしている現在です。血肉や涙、忍耐や苦痛の上に現在が成り立っているのだと襟を正す気持ちも大事だと思いますが、この事実をいかにして今に活かすか、を考えなければ意味がない気がします。広く深く、そして狭く深くも考えさせられました。この作品に感謝です。ありがとうございました。
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0件
2015年9月4日
日本女性史を代表する歴史的作品
日本人女性の姿を描いた漫画としてこれ以上の歴史的価値がある作品はあるでしょうか。
偉人ではなく、日の当たらない、しかし確実に存在した女達の生き死に様。親に商品として育てられ男に体を売るしか生き延びる術がなかった女郎とその周囲のこれまた凄惨な人間たちを時代背景と共に忠実、詳細に描いています。
漫画なので主人公の人離れした美しさなど花を添えている部分はありますが、おぞましい戦争の時代に生きなければならなかったごく普通の女性たちを知るのに十分な一冊です。
彼女達は決して特別ではなく、私達自身でもあります。たまたまいつの時代に生まれたかの違いはあれど、女の哀しい宿命を教えてくれました。
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1件
2015年11月29日
救われない現実
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックシーモアでの公開を心待ちにしていました。北海道室蘭に実在した遊郭で、本当に辛い、生き地獄の日々を暮らす遊女たちの物語。貧困と戦争へと向かう世の中に翻弄されてゆく姿が、ただただ辛いです。遊郭というと江戸時代を連想しがちですが、昭和の時代まで公的に存在していたんですね。しかも遊女=華やかさが描かれがちですが、そんな作品とは一線を画した、これが現実に行われていた扱いなんだと思い知らせてくれる漫画です。堕胎の方法とか、酷すぎる…。第2部のラストが少し救われる終わり方で良かった。復刊を機に、多くの人に読んでもらいたい作品です。
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2件
2015年8月17日
現代人である幸せ😢
衝撃でした。無料分のみ読みましたが、内容が辛過ぎです。昭和初期に現実にあった身売り。女の子は遊郭行きで、外見が良かったり身体が出来上がっていると即客を取らされる。性を仕事とし、自由がない日々。自決する子や、もちろん病気で早死にする子達もいたでしょう。今を生きる私たちには非現実的過ぎて理解出来ません。社会の教科書として沢山の方に知ってもらい、作品としてもっと評価されるべきです。今、自由に暮している幸せを大切にしなければと考えさせられました。
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1件
2016年2月21日

最新のレビュー

一年たっても忘れられない
この作品を読んでもうすぐ一年(当時シーモアではまだ読めませんでした)ことあるごとに思い出してしまいます。忘れたくてもわすれられない。ほんとうに悲惨で思い出すだけでつらい。二巻に少し救いがあるぐらいで、ほぼほぼ絶望感漂う。
現実に同じようなことがあったなんて、信じたくない、信じられない。でもみんなに読んでほしい。万が一でも、繰り返さないためにも。この時代に生まれた自分自身の幸福を考えるためにも。
読むときは覚悟して読んでください。ほんと忘れられない漫画です。壮絶です。
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1件
2016年4月4日

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